今回は「袢纏」「醴」「空疎」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「袢纏」
「袢纏」
これなんて読むかわかりますか?
愛用している方や、実家にある!という方もいる
とあるものの名前なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「袢纏」読み方のヒント!
「袢纏」は、冬に活躍するあるもの名前です!
また、同じ読み方でも、ほかの漢字で書かれることがあります。
さて、読めたでしょうか?
「ばんるい」ではありませんよー!
「袢纏」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「はんてん」
です!
「袢纏」とは、
「主に防寒用に使われる和服の一種」です。
中に綿が入っている、腰ぐらいまでの丈の羽織です。
冬に使われることが多く、実家や祖父母の家で暖をとるときに、
羽織った経験がある方もいるのではないでしょうか。
実は「袢纏」のほかに「半纏」や「半天」と書くこともあります。
起源は江戸時代、天保の改革によって女羽織(着物に羽織る丈の長めの上着)が禁止され、
その代わりとして庶民に広まったのだとか。
種類もさまざまで、綿が抜かれたタイプのものや、
子どもを背負った上から羽織る「ねんねこ袢纏」なんてものもあります!
現在はあまり使う機会はありませんが、教養として知って損のない「袢纏」。
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「醴」
「醴」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(ほう)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「醴」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 ある飲み物の名前です。 日常的に飲むというよりは、ちょっとしたイベント時に振る舞われることが多いでしょう。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「醴」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「あ」です。 白くて甘い、トロッとした飲み物です。 子どもは飲んでいいのかダメなのか微妙な感じ…? これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「醴」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あまざけ」
です!
甘酒というほうが馴染みがあるかもしれませんね。 ひな祭りやお正月などのイベント時に飲むことが多いかも知れません。 最近ではその豊富な栄養価から「飲む点滴」とも呼ばれ、缶入り・瓶入りの ものが年中スーパーで売られていたりします。 甘酒の作り方は大きく2種類あり、炊いたご飯に水と米麹を加えて発酵させた ものと、酒粕に水と砂糖を加えて火にかけたものがあります。 前者の米麹由来のものはでんぷんを糖化させているためほとんどアルコール分を 含みませんが、後者の酒粕由来の速成のものは若干のアルコール分を含むため、 少々の注意する必要がありますね。
最後はこの漢字!「空疎」
「空疎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
空っぽでいて、むなしいというイメージで合っています!
しかし語るのは勝手ですからね!
さて、「空疎」と書いてなんと読むでしょうか?
「空疎」読み方のヒントは?
「空疎」とは、見せかけだけでしっかりした中身がない事です。
夢みたいなことばかり口にしていても、実際に行動しなければ何事も叶いません。
「ああしたい」「こうしたい」ということがあるのなら、まず行動をし、実績を作って見せなければいけません。
課題や論文を出した時に、却下されるのも「空疎」だからという理由が多いでしょう。
残念ながら、夢見がちな言動は人から見れば不快感を伴う事も。
内容の無い話は、誰も聞いてないので時には空疎に響くこともあります。
「空疎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「空疎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くうそ」
です!
空虚な夢を見ている時、本人は幸せなんですけどね!
ぜひ、覚えておきましょう。