今日の難読漢字は
「土器」
「生血」
「眉尖刀」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「土器」
「土器」って何て読むかわかりますか?
簡単、簡単!
(どき)です!
大正解!
と言いたいところですが、そんなに易しい問題ではありません。
もう一つの読み方を答えていただきたいと思います。
神社や神事にゆかりがある人は知っているかもしれません。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「土器」の読み方のヒントは?
- ひらがなで4文字です。「〇〇〇〇」
- うわぐすりをかけていない素焼きの陶器を指します。
- 神社などでお神酒を頂くときに使うものです。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「土器」の読み方、正解は……
正解は……
「かわらけ」
です。
神前挙式に参加したことのある人は、巫女さんにお神酒を振舞ってもらったことはありませんか?
そのときに注いでもらう器が「かわらけ」です。
お神酒を参加者全員に振る舞い、祝杯をあげます。
日本では契りを結ぶときはお酒を酌み交わしてきました。
神前挙式では、新郎新婦がお酒を酌み交わし、夫婦の契りを結びます。
俗に言う、三々九度です。
三々九度は室町時代の武家の礼法に由来していると言われています。
時代とともに、庶民にも広がり婚礼の儀として行われるようになりました。
2つ目は「生血」
「生血」って何て読むかわかりますか?
(いきち)
(なまち)
(せいけつ)
どれも正解ですが、もう一つ読み方があります。
今回はそれを答えてください!
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「生血」の読み方のヒントは?
「まだ粘り気のある乾いていない血」のことを指します。
演劇などで使う偽物の血を「血糊」(ちのり)と言いますが・・・
さあ、何と読むか分かりましたか?
「生血」の読み方、正解は……
正解は……
「のり」
です。
まだ、乾いていない生々しい血を指して「生血」(のり)と言います。
血糊(ちのり)も本物の血液と見分けがつかないものもあります。
ハロウィンで仮装する人も増えていますので、血糊を手作りしたという人もいるのではないでしょうか?
子供さんが仮装する場合は、口に入ってもいいようなもので血糊を作る人もいるようです。
はちみつ、片栗粉、ケチャップ、チョコレート、食紅(赤)などが使われています。
血液の色は真っ赤ではないので、食紅(赤)のみを使うのではなく、ほんの少し食紅(緑)を混ぜるとより本物に近い血糊が出来上がります。
今年はぜひハロウィンの仮装に挑戦してみてはいかがでしょうか?
3つ目は「眉尖刀」
「眉尖刀」って何て読むかわかりますか?
(びせんとう)でも正解ですが、
何を表しているのか、すぐに想像できませんよね。
この読み方を知っていれば、何のことだかすぐに分かります!
日本で昔から使われている武器の名前です。
現在では、スポーツとしても親しまれています。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「眉尖刀」の読み方のヒントは?
- 長い柄の先に刃がついています。
- 長さは2m以上あります。
- 鎌倉時代から室町時代まで武器として使われていました。
- 戦国時代で槍が使われ始めると、だんだんと戦で使われなくなりました。
- 武家の女性の護身術として使われていました。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「眉尖刀」の読み方、正解は……
正解は……
「なぎなた」
です。
「長刀」「薙刀」とも書きます。
ところで、なぎなたの使い手として有名な歴史上の人物を知っていますか?
そう「武蔵坊弁慶」です!
「弁慶に薙刀」(べんけいになぎなた)ということわざもあります。
意味は強いものがさらに強くなることです。
類義語は「鬼に金棒」「竜に翼を得たる如し」「虎に翼」「駆け馬に鞭」などがあります。
どれも、もともと強いものがさらにパワーアップすることを表しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。