今回の難読漢字は「赫怒」「鯆」「叔伯特」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「赫怒」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/08/toi_kanji_195.jpg)
「赫怒」
これ、何と読むかわかりますか?
こんな漢字、使ったことない!
という方もいるのでは?
さあ、あなたは何と読みましたか?
「赫怒」読み方のヒント!
「赫怒」は見た目の通り、怒ることに関する言葉です!
「赤」という漢字が2つ使われていることから
「せきど」や「あかど」と読みたくなってしまいますよね。
残念ながらどちらも不正解!
さて、あなたは何と読みましたか?
「赫怒」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「かくど」
です!
「赫怒」は、
「はげしく怒ること」「激怒している様子」を表した言葉です!
「大事なものを勝手に捨てられて赫怒する」
「赫怒のあまり顔が真っ赤だ」
というように使われます。
見慣れない「赫」ですが、
実はこれ自体にも「怒る」という意味が含まれます。
ただしこちらは、元の意味が「明るい」「盛んに」というもの。
「炎が大きく燃えて明るい様子」を表した象形文字が由来だからです。
そのため、怒るという意味でも
「かっと燃えるように怒る」という意味合いが強いんです。
そんな「赫」という字と「怒」という字を合わせることによって、
相当怒っている様子が伝わりますよね…
意味や成り立ちがわかれば、言葉が使われる情景まで伝わってきます。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「鯆」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/10/komori-20221030-03.png)
「鯆」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(くじら)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「鯆」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。 ある動物の名前で、とても人気があるので大好きな方も多いのはないでしょうか。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「鯆」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「い」です。 魚編であることから魚に関係することが伺えますね。 とても賢い動物といわれており、水族館のショウでも大活躍 していますね。 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「鯆」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
正解は・・・
「いるか」
です!
魚編に甫と書いて「いるか」と読みます。いるかは他にも「海豚」と書く場合もありますね。 イルカは哺乳類のため卵ではなく母親が出産して生まれ、しばらくは母乳で育ちます。 他にも哺乳類らしくエラもないため、肺呼吸で時々顔を出して息継ぎをしています。 また生まれてからずっと泳ぎ続けるため、昔はイルカは眠らないという説もあったとか。 今では右と左の脳を半分ずつ交互に眠らせていることがわかったそうで、とてもユニークな 生き物ですね。 人間のようにぐっすり眠ってゆっくり休んだらいいのに、と余計な心配をしてしまいます。
最後はこの漢字!「叔伯特」
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/02/syu-beruto.jpg)
「叔伯特」を何と読みますか?
叔父さん、伯母さん、特別、などなど、親しみのある漢字ばかりですが…
読めたらすごいです!
「叔伯特」の読み方のヒントは?
1.「叔伯特」は作曲家の名前です。
2.クラシック音楽に興味がなくても、音楽の授業で聴いたことがあるはず。
3.別名「歌曲王」!
正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/min009-seikai.jpg)
「シューベルト」でした!
「叔伯特」は、1797年に生まれ、1828年31歳の若さで死去した作曲家。
歌曲では魔王とアヴェ・マリア、ピアノ曲は「ます」ピアノ五重奏曲が有名ですね。
タイトルがわからなくても、誰もが一度は聴いたことがあるはずです。
破天荒なモーツアルトや気難しいベートーヴェンに比べると、「叔伯特」はとても社交的で人好きのする人物だったといわれています。
生涯お金には恵まれませんでしたが、たくさんの友人に愛されてさまざまな援助を受けていました。
「叔」と「伯」の読み方の謎
「叔」の音読みは「シュク」、訓読みは「叔い(わかい)」。
「伯」の音読みは「ハク」「ハ」、訓読みは「はたがしら」「かしら」「おさ」。
どちらも「叔父・伯母(おじ・おば)」などの「お」ですが、単独では「お」とは読みません。
ちなみに、どちらも「はくふ」「はくぼ」とも読みますよ!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/mint_1-150x150.jpg)