今回の難読漢字は「覆水」「巴奈馬」「安泰」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「覆水」
「覆水」と書いて、なんと読むか分かりますか?
ひとことでいうと「もう終わった!」という感じでしょうか。
「一度離婚した夫婦は元には戻らない」
という意味から
「一度失敗してしまったことは、二度と元には戻らない」
という意味で使われています。
自分でも口に出して使った事あるのではないでしょうか?
さて、「覆水」と書いてなんと読むでしょうか?
「覆水」読み方のヒントは?
よく使われることわざとして
「覆水盆に返らず」
があります。
「覆水」は、入れ物がひっくり返ってこぼれた水という意味なので、こぼれてしまった水は元通りには戻らないということ。
一度関係にひびが入ってしまえば、完全に元通りという訳にはいきませんよね。
浮気した、された人と復縁した所で、完全に元通りというのはなかなか難しいです。
ちょっと簡単でしたね。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「覆水」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふくすい」
です!
不信感でもなかなか消えないのに、決定的な事件が起こってしまえばやはり関係を修復するのは難しいかも。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「巴奈馬」
「巴奈馬」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字自体は難しくないのですが、
読み方はわかるでしょうか?
さあ、あなたは何と読みましたか?
「巴奈馬」読み方のヒント!
「巴奈馬」は、実は当て字!
とあるカタカナ3文字に当てはめた漢字です。
ヒントは、とある国の名前!
さて、あなたは何と読みましたか?
「巴奈馬」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「パナマ」
です!
「巴奈馬」は、
「パナマ共和国の漢字表記」です!
パナマ共和国は、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を繋ぐ境目に位置する国。
大西洋と太平洋を結ぶ「パナマ運河」も有名です。
またスパニッシュレゲエの発祥の地としても知られています。
歴史的にも経済的にも重要な地点ではあるのですが、
その立地から現在は麻薬の密売が横行しているのだとか……
それに伴い、治安の悪い国としても知られています。
国名の当て字としては簡単な部類です。
「巴」は「巴里(パリ)」の当て字などにも使われます。
「奈」や「馬」は普段から使っている読み方なので、
わかりやすいですよね。
ですが、国名の漢字表記は漢字検定一級相当!
覚えているとそれだけで漢字マスターに近づきます。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「安泰」
「安泰」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんとなく、落ち着くイメージで合っています!
あまり波風立てて生きるより、人生安泰であればそれでいいという人も多いです。
さて、「安泰」と書いてなんと読むでしょうか?
「安泰」読み方のヒントは?
「安泰」とは、ずばり何の危険もないことです。
安心安全でいて無事でやすらかなこと…。これ以上の幸せはありませんよね。
みんな自分の地位を安泰にするために頑張っています。
他にも身近で言えば「一家の安泰を願う」なんて使い方もできます。
しかし「年金があれば安泰」というのは、怪しくなってきていますね。
多くの人が、老後は安泰!とは言い切れなくなっていると思います。
「安泰」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「安泰」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あんたい」
です!
心配事が無くなれば、また次の心配事がやって来るので、なかなか安泰とは言い切れないですが、小さな安泰を積み重ねていく事で幸せにはなれます。
ぜひ、覚えておきましょう。