今回の難読漢字は「博奕」「庭常」「筆頭菜」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「博奕」
「博奕」の読み方をご存じでしょうか?
「ばくえき」「ばくよう」と読むこともできますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。
日常的に耳にする言葉で読むことができますよ。
さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?
「博奕」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 金品を賭けて勝負を競うこと
- 一か八かの大博奕
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「博奕」の読み方!正解は!?
正解は「ばくち」です。
「博奕(ばくち)」とは花札やトランプなどを使って金品を賭けて勝負を競うこと。
また、成功する可能性が少なくても思い切って挑戦することを「博奕」という場合もあります。
「博打」と書いても「ばくち」と読むことができ、一般にはこちらを使うことの方が多いでしょう。
「博奕」を使った言葉には「一か八かの大博奕(おおばくち)」「のるかそるかの大博奕(おおばくち)」などがあります。
「博奕」は「ばくえき」「ばくよう」とも読みますが、意味は「ばくち」と同じです。
2問目はこの漢字!「庭常」
「庭常」の読み方をご存じでしょうか?
「庭」は「てい」と読み、「常」は「じょう」なので「ていじょう」と読むのは残念ながら間違いです。
どちらも小学校で習う漢字なのに、熟語になると読みにくいですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「庭常」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 山野に自生する植物の名前です
- 新芽や若葉を天ぷらにすると美味しい
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「庭常」の読み方!正解は!?
正解は「にわとこ」です!
「庭常(にわとこ)」はスイカズラ科の落葉低木で、春に白い小さな花を咲かせます。
また「接骨木」と書いても「にわとこ」と読みます。
その由来は定かではありませんが、この木を煎じて作った薬を骨折の治療薬として使っていたからだという説が、有力なようです。
また「庭常」と書くのは「庭木」としてよく植えられていることから使われた、当て字だといわれています。
最後はこの漢字!「筆頭菜」
「筆頭菜」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「ひっとうさい」と読んでも間違いではありませんが、今回はもうひとつの読み方を正解とします。
「菜」という字から想像できる通り、植物の名前ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「筆頭菜」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 春になると、土手やあぜ道に顔を出します。
- つくだ煮や天ぷら、卵とじなどにするのもおすすめ
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「筆頭菜」の読み方!正解は!?
正解は「つくし」です!
「筆頭菜(つくし)」はスギナの胞子茎で、地面の中で筆頭菜とスギナはつながっています。
つまり、筆頭菜とスギナは同じ植物です。
また、「土筆」と書いても「つくし」と読むことができ、一般にはこちらの字の方がよく知られているでしょう。
「筆頭菜」という表記はあまり見かけませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。