漢字読み講座

「序で」「青梗菜」「大歩危」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「序で」「青梗菜」「大歩危」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「序で」

序で」と書いて、なんと読むか分かりますか?

「序の口」や「序盤」などの漢字ですが、もちろん(じょ)とは読みません。

若い子はあまり言わないかもしれませんが、おばちゃんはよく使う言葉ですね。

絶対に聞いたことも、使った事もあると思います!

さて、「序で」と書いてなんと読むでしょうか?

「序で」読み方のヒントは?

「序で」は、その事に利用できるよい機会という意味です。

そして「序で」とは、非常に便利な言葉です。

「序でにあれを取って来てくれ。」

「そこまで行ったら序でにあそこにも寄って来てくれ。」

「また序でがあったら一緒に持って来てください。」

「今度、序での時に寄って行こう。」

などなど。

お母さんに頼まれごとをして、さらに「序で」にあれもお願い! なんて言われませんでしたか?

折角ならあれもこれもしておきたいと願うのは、おばちゃん特有なのかも。

若ければ「また行けばいいか」と済ませますよね。

「序で」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇で」です。

さて、もうわかりましたか?

「序で」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ついで」

です!

 

炬燵(こたつ)に入ってしまえば、「序でにあれも取って!」なんて、よくありますよね。

ぜひ、覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「青梗菜」

「青梗菜」の読み方をご存じでしょうか?

素直に読むと「あおこうさい」ですが、もちろん間違いです。

「菜」の字が付いているので、野菜の一種のようですが…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「青梗菜」の読み方のヒントはこちら!

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字です
  2. スーパーでもよく見かけるお馴染みの中国野菜
  3. 和名では「体菜(タイサイ)」と呼ばれます

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「青梗菜」の読み方!正解は!?

正解は「チンゲンサイ」です!

「青梗菜(チンゲンサイ)」はアブラナ科の青菜系野菜に分類される中国野菜。

「青」は緑色を「梗」は芯の硬さを示し「菜」は野菜を意味します。

また、青梗菜の和名は「体菜」で「タイサイ」や「タイナ」と読まれますよ。

アクの少ない青梗菜は下処理の必要がないので、ベーコンやお肉などと一緒にさっと炒めて塩コショウするだけで、シャキッとした歯ごたえが特徴の美味しい一品が出来上がります。

ご飯のおかずにはもちろん、ビールのお供にもピッタリですね。

最後はこの漢字!「大歩危」

日本各地の地名って、地元の人にしか読めないような難読のものが数多く存在します。

そんな中でも「大歩危」は、かなり難易度が高い地名ではないでしょうか?

「大歩危」という漢字だけ見ると、大股歩きをしていると危ないような?

ちょっと怖い印象がありますよね、

何と読むのか、答えを聞いてもちんぷんかんぷんかもしれませんが・・・

さっそく見ていきましょう!

「大歩危」の読み方のヒントは?

それではヒントです!

「大歩危」の読み方は、ひらがなで「おお〇〇」の4文字です。

さらに、大ヒント!

「歩危」の読み方は、お笑いコンビの「つっこみ」の反対の「〇〇」が入りますよ。

もう、分かりましたよね?

「大歩危」の読み方の答えは・・・

正解は、「おおぼけ」でした!

「大歩危(おおぼけ)」は、徳島県の三好市にある地名です。

大歩危にある「大歩危峡(おおぼけきょう)」は2億年の歳月をかけて作られた8㎞にも及ぶ渓谷で、大歩危の観光名所なんですよ。

ちなみに「小歩危(こぼけ)」もあるというから面白いですね。

「大歩危小歩危」と呼ばれていて観光地として栄えているそうなので、一度行ってみたくなりますよね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!