今回は「球菜」「欣喜雀躍」「老頭児」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「球菜」
「球菜」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(きゅうさい)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「球菜」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある名詞で、日常的によく目にしますし、口にもしますね。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「球菜」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「キ」です。
漢字に菜が入っていることから、ある野菜の名前です。
球という字から、球状で丸っこい形をしていることが想像できるかと思います。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「球菜」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「キャベツ」
です!
キャベツは、アブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として皆さん日常的に口にすることが多いかと思います。
一年中食べられるキャベツですが、玉がキュッと引き締まった冬キャベツと、巻きがゆるめで青々とした
春キャベツと、分別されていますね。
またキャベツは「球菜」の他にも、「甘藍」や「玉菜」とも書くようです。
キャベツは、ビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれており、栄養価の高い食材と言えるでしょう。
また調理方法も、千切りにして生のままモリモリと食べてもよいですし、他の野菜やお肉と一緒に炒めてもよし、煮込んでスープにしてもよし、
非常にバリエーションの広い食材ですね。
とんかつ屋さんでは、キャベツの千切りが食べ放題といったお店もあり、そういったときはソースで食べたり、とんかつと一緒に食べたり、ドレッシングをかけて食べたりと、あらゆる方法で楽しんでしまいがちです。
最後にあるあるですが、料理しない人はキャベツとレタスの見分けがつかないがち、ですね(笑)
2問目はこの漢字!「欣喜雀躍」
「一石二鳥」や「温故知新」、「因果応報」など・・・
さまざまな四字熟語は日常会話でも使われるものですが、「欣喜雀躍」はもしかしたらあまり使っている人はいないのではないでしょうか?
読み方も分からないと言う人も多いかも・・・
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「欣喜雀躍」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「欣喜雀躍」を知らない四字熟語だと思うあまりに、読み方も難しそう!分からない!と思ってしまうかもしれませんが、漢字1文字1文字をよく見てみましょう。
「喜」や「雀」、「躍」はそれぞれ、実は難しい漢字ではないんです!
「喜」は「よろこぶ・き」、「雀」は「すずめ・じゃく」、「踊」は「おどる・やく」と読みますよね。
そして「欣喜雀躍」は「〇〇きじゃくやく」となります。
〇に入るひらがなも考えてみましょう!
「欣喜雀躍」の読み方の答えは・・・
正解は、「きんきじゃくやく」でした!
「欣」は「きん」と読む漢字で、「欣」と「喜」はどちらも「よろこぶ」という意味を持っています。
「雀が跳びはねてぴょんぴょんと跳ね躍るようによろこぶこと」を意味しています。
思わず小躍りするように嬉しくなる時に「欣喜雀躍(きんきじゃくやく)」はぴったりですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「老頭児」
「老頭児」という漢字を見てみましょう。
「老」人の「頭」の「児」童・・・?
考え方がしっかりしている知識豊富な子どものこと・・・?
いいえ、違います!
最近では使われなくなった言葉だそうなのですが、何と読むのかさっそく見ていきましょう。
「老頭児」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「老頭児」は元々、中国で使われていた言葉です。
昭和40年代に日本でも会話での中で使われていたんですよ。
意味はずばり、「老人」という意味なんですよ!
読み方はひらがなで、「ロー〇〇」の4文字です。
考えてみてくださいね。
「老頭児」の読み方の答えは・・・
正解は、「ロートル」でした!
「老頭児(ロートル)」はずばり「老人」という意味ですが、俗語のようなものです。
否定的な意味合いがあって、「俺のような老頭児(ロートル)の出番はない」などと使われていました。
スポーツ界でも出番のないベテランに対して使われたり、型落ちのパソコンを「ロートルマシン」と呼んだりしたそうです。
昭和50年にはすっかり使われることのなくなった言葉なので、知らない人が多くても無理はないかもしれないですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!