今日の難読漢字は
「混凝土」
「嗚く」
「好事家」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「混凝土」!
「混ぜて固まる土」、といえば粘土?と思われた方も多いと思います。
この漢字は、意味もそうですが意外にも音読みした方が正解に近いかもしれません。
では「混凝土」は何と読むのでしょうか?
「混凝土」の読み方のヒントはコレ!
一般的にはカタカナで表記します。
また、西洋では古代から使われていて、今でも建造物を造る材料として使われています。
「混凝土」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「コンクリート」です!
混凝土は、主に砂・砂利・水を「セメント」で固めた建築材料として、広く世界中で利用されています。
ちなみに、砂利や石を使わずにセメントと混ぜたものを「モルタル」と言うのをご存じでしょうか?
モルタルは表面が滑らかになるため、混凝土である程度作ったものに、化粧として表面をきれいに整えたりする用途として使われます。
基本は同じ材料を使っているのに、鉄筋を入れれば強固な鉄筋コンクリート、水を多くしたり石を入れなければ滑らかなモルタルに。
混凝土は変幻自在のスーパー建築材なんですね!
次の難読漢字は「嗚く」!
これは「鳴く」でしょ?と思った方は、よーく字を見てください!
「鳴く」は口へんに「鳥」ですが、これは「烏(カラス)」です。
さぁ、「なく」とは読まずに何と読む?
「嗚く」の読み方のヒントはコレ!
最初の文字はやっぱり「な」です。
「なく」ではありませんが、「声に出す」仕草や行動のことです。
意味は「あぁ、何と言う事だ・・・」でしょうか。
「嗚く」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「なげく」です!
口へんに「烏(カラス)」で「なげく」です。
「鳴く」という漢字と混同されるためか、現在では「嘆く」という字を使いますよね。
嗚く・嘆くの意味は、
ひどく悲しむ、悲しんで泣く様子や、世の中の流れを憂いたり、何か嫌なことがあってため息をつく、というような意味があります。
鳴く⇒〇 嗚く⇒嘆く
鳥(トリ)は良いのに、烏(カラス)はダメなんて、一番カラスが嗚いちゃいますね・・・。
最後の難読漢字は「好事家」!
これは読める人も多いと思いますが、「こうじや」「こうじか」ではありません。
牛丼屋さんやファミリーレストランの名前にも見えなくはないこの「好事家」、あなたは読めますか?
「好事家」の読み方のヒントはコレ!
文字数は「〇〇〇か」の4文字です。
※「好事家」の「好事」の部分は「こうじ」とは読みません!
「好事家」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こうずか」です!
「好事家」の意味は、物好きな人や風流を愛する人です。
今から約200年前の柳亭種彦が書いた日記の中にも、すでに「好事家」の表記がみられるほど、昔から使われていた言葉です。
また、喜ばしいことを「好事」と言いますが、このときは「こうじ」と読むので注意してくださいね。
加えてもう1点、「好事家」はどちらかというと「普通じゃない」というニュアンスがある「風変りな物好き」という側面ももっていますので、使う場合には注意が必要ですね。
難読漢字マニアなあなたは好事家?
いやいや、それはとっても「好事」なことです!
好事家な人もそうでない人も、次の難読漢字に挑戦してみましょう!