「欠氷」
ずっと眺めていると「あれ?漢字の形これで合ってるっけ?」と思わずゲシュタルト崩壊してしまうそうな漢字ですね。
どちらも簡単な漢字ですが、二つ並ぶと読めそうで読めませんよね……。
「欠氷」読み方のヒントは?
ヒントは食べ物です!
夏の定番の、暑い日に食べたくなるようなあの食べ物……。
屋台で、「何味にしようかな」と悩んだ経験をした人も多いと思います。
……もうおわかりですね?
「欠氷」の読み方、正解は……
正解は……
「かきごおり」
です!
さまざまなシロップをかけて楽しむ欠氷は夏祭りの定番メニューですよね。
そんなかきごおりですが、実は現代発祥の食べ物ではありません。
なんと平安時代から食べられていたそうですよ。
今では数百円で気軽に楽しめるかきごおりも、清少納言の時代では高価な食べ物でした。
当時の呼び名は「削り氷」でしたが、『枕草子』にも登場するんですよ。
何気なく食べている夏の風物詩が伝統のおやつだったなんて驚きですね!