気象を表す言葉は、読み方が特殊なものが多くあります。
「霜雪」
もその一つ。
「しもゆき」と読むと思いきや……、正しい読み方は違います。
「霜雪」読み方のヒントは?
「霜雪」とは、文字通りしもとゆきを表します。
響きも字面も綺麗な言葉なので、文学作品にも頻出の表現ですよ。
読み方のヒントは、「霜」も「雪」もどちらも訓読みすること!
雪は「せつ」と訓読みしますね。
では「霜」は……?
「霜雪」の読み方、正解は……
「霜雪」の正解は……
「そうせつ」です!
「霜」の訓読みは「そう」と言うんですね。
「霜雪」のほかには「降霜」や「晩霜」などの熟語もあります。
また「霜雪」は、
冬の寒さを表現するだけでなく、歳を取って白くなった頭髪やヒゲを比喩する際にも用いられます。
「頭に霜雪をおく」と書くと、なんだか「白髪まじりの」と書くよりもオシャレな表現になりますね!
もちろん、小説や詩のなかでは用いてもよいですが、間違っても人に面と向かって言わないようにしましょう。
霜が降りる頃になったら、ぜひ「霜雪」を思い出してみてくださいね。