仕事や自分の趣味の時間を確保するために、睡眠時間を削っていませんか?睡眠は仕事や健康のために、とても重要なものです。
では睡眠不足の状態では、体にどんな影響が出るのでしょうか?
睡眠不足は百害あって一利なし!睡眠不足によるリスクを知っておきましょう。
では、以下で詳しくご紹介します。
睡眠不足による悪影響①集中力が落ちる
睡眠不足が続くと、集中力が低下してしまいます。睡眠が足りないと、脳に疲労がたまっていきます。脳の疲労の状態は、実は酔っぱらっていると同じ状況だと言われています。
酔っぱらっていては集中できないのも当然ですよね。
脳の疲労は睡眠中に分泌される成長ホルモンによって回復します。仕事中に集中できないと感じたときは、昼休憩に仮眠を取るのがおすすめ。
20分程度眠るだけでも頭がすっきりとして、集中力が戻ってきますよ!
睡眠不足による悪影響②免疫力が下がる
実は、睡眠と免疫力には大きな関わりがあるんです。アメリカで睡眠時間と風邪に関する研究が行われました。
健康な人に対して風邪ウイルスを注入して、風邪を引くかを調べるというものです。
その結果、睡眠時間が「5時間未満の人」は「7時間以上の人」の2.6倍も高いことがわかりました。
睡眠時間は免疫力にかなり影響されることは一目瞭然。健康のためにもしっかりと睡眠を取ることが大切なんです。
睡眠不足による悪影響③太りやすくなる
睡眠不足の状態では、太りやすくなってしまうというのはご存じですか?
睡眠が足りていないと、食欲を抑えてくれるホルモンの分泌が減ってしまいます。
そして、食欲を亢進させるホルモンが多く分泌されて、空腹ではないのに何かを食べたくなってしまうんです。
眠気のせいで脳が「エネルギーが足りない!」と勘違いさせてしまい、その感覚のままに食べ過ぎると、肥満になってしまいますよ。
しっかり眠って食欲を抑えるホルモンを分泌させることが大切です。
まとめ
今回は睡眠不足による悪影響を3つご紹介しました。睡眠は少なくても多すぎても、体に悪影響を与えます。必要な睡眠時間は人によって変わってきます。
そのため、自分に適切な睡眠時間を知っておきましょう。また、できるかぎり睡眠不足の状態を作らないように、しっかりと眠る時間を確保しましょう。
そうすることで、毎日すっきりと目覚められ、仕事も効率的にこなせますよ。
睡眠を取って日々を楽しく過ごしましょう!
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