家でお漬物を作っている人、って何だか素敵じゃないですか?
それだけで何となく料理上手で丁寧な暮らしをしているイメージを抱くのは
私だけでしょうか。
だけどたとえ料理が苦手でも
丁寧な暮らしなんて程遠いズボラな人でも
これを使えば簡単にお漬物が作れちゃいます!
無印の発酵ぬかどこ(税込890円)です!
ぬか漬けというと漬物の中でも上級者向けで手間がかかるものですが
このぬかどこは毎日混ぜる必要もなく
袋のまま、冷蔵庫でぬか漬けを作れるという優れもの。
袋は底にマチがあり、自立するようになっているので場所もとりません。
わが家では野菜室の隙間に立てて使っています。
私の場合、本当にこれを買うまでぬか漬けに触れたことがなかったのですが
裏面に基本の使い方から、野菜ごとの漬け時間まで
丁寧な説明がついていたのですんなり始められました。
一番簡単なのはキュウリ。
丸ごと洗って、水気を切り
ぬかどこに沈めて袋のチャックをしっかり閉め、一晩待つだけで完成です。
もっとぬかが取れにくくてついてきてしまうのかと思っていましたが
意外と大丈夫。
これならあんまりぬかが減っていくことはなさそうです。
洗ってみると見た目は漬ける前とほとんど変わりませんが、
持ち上げてみると自重でしなるくらい、しっかり漬かっています。
あとはお好みのサイズに切って食べるだけ!
ぽりっと食べてみると、ちょうどいい塩気にぬかの香りがふんわり。
おばあちゃんが昔作ってくれたぬか漬けを思い出しました。
ほぼ突っ込んだだけなのにめちゃくちゃ手のかかってそうな味です!
カブとミニトマトも漬けてみました。
カブは葉の部分を切って2つ割り、
ミニトマトは漬かりにくいそうなので、切れ目を入れています。
漬かり具合がわからなかったので
丸1日漬けて半分、もう1日漬けて半分食べ比べをしてみました。
1日のものは、漬物感が薄く、サラダっぽい感じ。
味はそれなりに入っていますが、まだまだ瑞々しさが残っています。
2日のものはしっかり漬物。どちらも水分が抜けて旨味が凝縮されていました。
私の場合、カブは2日目のもの、ミニトマトは1日目のものが好きでした。
特に1日漬けたミニトマトは、ぬか漬けっぽさがなく、塩気もほんのり程度なのに
酸味だけがきれいになくなっていて、甘みの濃い、高級フルーツトマトのよう。
漬けただけでこんなにおいしくなるのか、と驚きました。
漬かり具合を変えて食べ比べたりできるのも手作りのぬか漬けならでは。
野菜を入れて待つだけ、という手軽さのぬかどこだからこそ、
色々な食材にチャレンジしたくなります。
色んな食材を漬け込むたびに旨味が溶けだし複雑な味になっていくというぬかどこ。
補充用も販売されているようですし、これからも長く楽しみたいと思います。