慢性的な睡眠不足に陥ると、なかなか解消するのが難しくなります。しかし、自分が睡眠不足なのか分からない人もいるでしょう。
確かに、睡眠不足の状態が続けば、それがあなたにとっての普通になってしまうため、睡眠不足を自覚できないかもしれません。
そこで本記事では、睡眠不足をチェックするための項目を用意しました。あなたの不調が睡眠不足によるものなのか確かめたい人は、ぜひご覧くださいね。
目次
睡眠不足になってしまう原因
睡眠不足かどうかをチェックする前に、なぜ睡眠不足になってしまうのか原因を探っていきましょう。
ライフスタイルによるもの
睡眠不足に陥る主な原因はライフスタイルによるものが大きいです。例えば、長時間労働や交換制勤務など職業柄で仕方ないものから、インターネットやゲームによる夜更かしなど…。
特に中学生頃からインターネットやゲームのやりすぎによる睡眠不足は増加していきます。実際若い人へのアンケートによれば、なんとなく夜更かししてしまう人は多いそうです、
ストレスによるもの
ストレスや心配事があると眠れなくなってしまいます。寝不足が続くとさらにストレスが増加するため悪循環に…。また、寝よう寝ようと考えるのもストレス増加に繋がります。そのため、適度なストレス発散の機会を設けることは大切です。
睡眠不足がもたらす悪影響
睡眠不足になると、日常生活にさまざまな悪影響を及ぼします。あなたが以下の状況に悩んでいるなら、睡眠不足かもしれません。
ストレス増加
人間は睡眠中に頭の中を整理しますが、それはストレスも同じです。寝ているときに整理されるため気づかない間に自然と消化されています。
しかし、睡眠不足が続くとストレスが消化されずどんどん溜まってしまうことに…。その上、ストレスが溜まってしまうと睡眠障害の原因にもなってしまいます。
思考力低下
睡眠不足は酔っぱらっているときと同じ感覚だと言われています。オールナイトした後、お酒を飲んでいなくても、ちょっとハイになった経験がある人もいるのではないでしょうか?
そのような状態は、話す、理解するといった、思考能力を著しく低下させるため、仕事や学習に悪影響を及ぼします。
そもそも脳は起きているときに有害なプロテインを発生させますが、それらは寝ているときにしか分解できません。睡眠不足に陥ると、有害なプロテイン=余分なものが蓄積されていき、思考力の低下に繋がってしまいます。
イライラする
睡眠不足だと副交感神経よりも交換神経が優位になり、アドレナリンなどのホルモンが分泌されます。これらのホルモンは行動するために必要なものですが、同時に攻撃性も増すのが特徴。そのため、普段は気にならない些細なことでもイライラしてしまいます。
睡眠不足セルフチェック項目
自分が睡眠不足に陥っているのかイマイチ分からない方もいると思います。そこで、セルフチェック項目を用意しました。下記の項目に当てはまっている方は、自身の生活を見直してみましょう!
- ベッドに入っても30分~1時間以上寝られない
- 寝ている途中でに何度も目が覚める
- 起きたい時間よりも早く目が覚めてしまい、その後は寝られない
- 睡眠時間のわりに熟睡した気がしない
- 昼間、気分よく過ごせない
- 昼間、普段のように行動できない
- 昼間、眠くて仕方ない
まとめ
日常生活を気分よく送るためにも睡眠不足をしっかり解消しておきましょう。セルフチェック項目に当てはまっている方は、良質な睡眠をとるために生活を改善してみるのがおすすめです。