寝ても疲れが取れない。寝起きがすっきりしない。深く眠れず何度も目が覚めてしまう…。
そんなお悩みはありませんか?
いくら寝ても、睡眠の質が悪いと疲れがとれず、すっきりと目覚められないかもしれません。
睡眠の質を高める方法はいくつかありますが、今回はその中でも、簡単に取り入れることのできる「寝る前のストレッチ」をご紹介します。
手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
目次
寝る前のストレッチのポイントとは?
パソコンやスマホからは離れて
パソコンやスマホから出るブルーライトは、交感神経優位になり興奮状態になってしまいます。できればこういった電子機器は見ないで、なるべくリラックスした状態で行うようにしましょう。
テレビを消し、照明は暗めに
ブルーライトだけではなく、できればテレビや部屋の照明などの明かりも消すのがおすすめです。照明は間接照明やデスクライトを使い、部屋を薄暗くするのがおすすめです。
現代では電気の発達により、夜でも照明を使って明るく過ごすことが可能です。ですが、夜でも明るいせいで自律神経の切り替えがうまくいかず、不眠に悩まされる人も多くいます。
部屋を暗くすることで、体が睡眠に入る準備にもなります。
呼吸を意識する
呼吸を止めた状態では、筋肉が緊張状態になり、かたくなってしまいます。呼吸を意識し、息を止めないようにしましょう。ゆっくりと深呼吸するように呼吸するのがおすすめです。
好きなアロマや音楽を活用する
香りや音も、リラックス状態へ導く重要な要素です。また、「眠る前にはこの音楽・香り」と決めておくことで、体が眠りに入るスイッチにもなりますよ。
寝る前におすすめのストレッチとは?
あお向けで体を伸ばす
あお向けに横になります。手をバンザイの形で頭の上へ伸ばし、足は遠くに伸ばすイメージで体全体を伸ばします。呼吸を止めずに、ゆっくりと深呼吸しましょう。こちらも1分間×2、3セット行うと効果的です。
股関節・内ももをほぐす
あぐらをかいて座ります。両足の裏を合わせて、息をゆっくり吐きながらおじぎをするように上体を前に倒します。股関節が伸びているのを感じたら、そのままゆっくり呼吸を続けます。これを1分間✕2、3セットほど行うと良いでしょう。
股関節には大きな血管が流れているので、ここをほぐすことによって血流が良くなります。
ストレッチに必要な道具は?
ストレッチに特別な道具は必要ありません。何も用意せず、寝る前に布団の上で行うことができます。
ですが、ベッドだと手足を伸ばすスペースがなかったり、壁などに当たって手足が思い切り伸ばせないことがあるかもしれません。
そんなときには、ヨガマットがあるとおすすめです。ヨガマットは適度な弾力で痛くなく、また滑りにくいため安定した姿勢でストレッチを行うことができます。
また、フォームローラーがあると、なかなか自分ではほぐしにくい筋肉もほぐすことができるのでおすすめです。基本的には、道具いらずですぐに取り入れられるのがストレッチのいいところです。もしもさらにストレッチを本格的にしてみたい、と思ったときには、このような道具を取り入れてみるのも良いでしょう。
寝る前のストレッチでぐっすり眠ろう
ストレッチは道具を使わずにベッドの上ですぐにできるのでおすすめです。寝る前に、1分でも2分でも体を伸ばしてみてください。習慣にすると、きっと睡眠が変わりますよ。