休みだから沢山寝たのになんだかスッキリしない・・・
短い時間しか眠れなかったのに朝から調子がいいぞ?など、
睡眠時間の長さと体感の調子の良さが比例しない方もいるのではないでしょうか。今回は自分にとってベストな睡眠時間を知るキッカケをまとめます!
■『一日8時間睡眠が理想!』はホント?
誰しも一度は聞いたことがあるであろう、8時間睡眠が人間にとってベストな睡眠時間であるという話。私も割と子供の頃に聞いていて、社会人になるとそんなの難しいよ~と嘆いた記憶があります。
しかしこの考え方には学術的な根拠は無いとされており、むしろ人によって適した睡眠時間は異なるというのが今の通説となっているのです。よって8時間寝たのに眠い!と感じる方は、その人にとってのベスト睡眠時間が8時間ではないという事なので試せるのであれば違う時間を狙ってみると良いでしょう。
■1時間半サイクルの睡眠周期で起きればOK?
8時間睡眠の次に、睡眠に関するうんちくとして有名なのが「人は1時間半=90分サイクルでレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)が入れ替わる」という話。
この境目である6時間や7時間半で起きればスッキリ起きれるのではないか!と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらこちらも学術的な根拠がないのです。実際に睡眠中の様子を計測するアプリなどで調べると、日によってもレム・ノンレム睡眠の周期はバラバラですしピッタリ90分で変わる事もありません。
就寝前の一日の疲れ方や寝室の環境でも変わってくるため、あまり睡眠周期を意識した寝方はしなくても良いのです。
■私のベスト睡眠時間を知る方法!
前述の通り、通説とされていた8時間睡眠、90分サイクルが全員に当てはまらないのであれば「何時間寝たらいいの?」と考えるはず。その答えを知るには「色々試してみる」という非常にアナログな解決方法が実は一番なのです。
例えば筆者であれば、意識して睡眠時間を確保できる日に続けて「7時間睡眠」を続けてみました。次に「8時間睡眠」を続けてみて、体感でどちらが寝起きや昼間にスッキリしていられるか?を比べたり、睡眠アプリで就寝中の様子を比べる事で「自分にとってベストな睡眠時間」を知ることが出来るのです。
筆者はこの方法で7時間半~8時間くらいが一番「よく眠れた!」と実感できる事を知りなるべくこの時間を確保できるよう、明朝起きるべき時間から逆算して就寝時間の目標を設定するようになりました。
■まとめ
小さいお子さんを育てている方や、残業・飲み会が多い方は自分だけでは確保できない問題ですが自分にとってベストな睡眠時間を知る事は、「眠るべき時間」を逆算して知ることが出来るキッカケになるのです。
ゴールが決まれば自然と夜の過ごし方も決まり、段々一日の生活リズムが安定して更に睡眠環境が整っていく好循環が生まれるので、是非皆さんも試してみてください!