睡眠不足を感じたり、疲れを感じたりして、とりあえず十分な睡眠時間を取れば大丈夫と考えている方がいますが、ストレスが残るような睡眠の取り方だと身体にも心にも負荷が残ったままになってしまいます。
今回は、ストレスと睡眠の関係に触れつつストレスが消える睡眠の取り方を紹介します。
ストレスと睡眠の関係について
あなたの周りの中には、毎日8時間睡眠でも疲れを感じるタイプがいる一方で、毎日4時間睡眠でも比較的元気に過ごしているタイプもいたりしませんか?
つい睡眠時間にばかり視点がいきがちですが、本来睡眠の目的は身体や心の疲れを取ることにあります。
深い睡眠が出来ていればストレスが消え、浅い睡眠だとストレスがあまり消えません。
睡眠時間よりもいかに質の良い睡眠を取るかにフォーカスしてこれからの睡眠のスタイルを考えてみてください。
質の良い睡眠
〇 身体や心の疲れを取る睡眠
✖ 適正睡眠時間を意識した睡眠
ストレスが取れる睡眠の取り方
ストレスが取れる質の良い睡眠の方法は大きく分けて以下の2つが考えられます。
・起床後に朝日を浴びる
・寝る1時間くらい前に入浴する
8時間睡眠時間を取る方よりも4時間睡眠でも起きたらなるべく早めに朝日を浴びている方の方が睡眠の質がよく、ストレス耐性にも強くなります。
朝日を浴びると、睡眠を司るホルモンのメラトニンが減って脳がスッキリしやすく、夜にはメラトニンが増えて熟睡しやすい身体が作られます。
このサイクルが生まれると段々とストレスも感じにくくなります。
ストレス耐性が弱いと感じる方は必ず実践してみてください。
また、睡眠時に身体をリラックスさせるには深部体温が下がってきているタイミングに就寝することが大事だと言われています。
お風呂に入ってから1時間くらい経つと段々深部体温が下がり始めるので、そのタイミングで就寝することでぐっすりと寝やすくなります。
まとめ
睡眠の質を良くする方法は他にもいくつかありますが、その中でも最もストレスに関わってくるのが日の光を浴びることで、メラトニンをうまくコントロールできるようになり、ストレスに耐性ができるようになります。
しかし、入眠がうまくいかないと途中で起きてしまってかえってストレスになるため、深い睡眠に入りやすくするために、深部体温が下がり始めるとされる就寝の1時間前のタイミングでお風呂を済ませるようにしてみてください。