睡眠の質を上げる

鼻づまりで眠れない夜に!今すぐできる対策4選!

鼻詰まりが原因で眠れないのは辛い

春が近づきいよいよ花粉に苦しむ方が増えてきました。かくいう筆者も鼻詰まりが酷くて眠れない夜を過ごす事もあるほど…というわけで、実際にそうなった際に私が行った対策で今からすぐできそうな事をご紹介します!

対策その1.寝る姿勢を工夫する

横向きで眠る習慣がある方には簡単?

例えばこの記事を布団の中で読んでいる方でも出来る対策で、眠る際の体勢を変えるだけでも影響があります。

座布団やクッション、タオルケットなどを折りたたんだり丸めて上半身の下に敷きます。緩やかに状態を起こす体勢で眠る事で頭の位置を上げ鼻の通りを良くします。この方法を長時間続けると、人によっては腰が痛くなることがあるので鼻の通りが良くなったり痛みを感じたら止めましょう。

または、どちらの鼻が詰まっているかを確認し(両方なら順番に)詰まっている方の鼻側の身体を上にするよう、横向きに眠ります。ゆっくりと呼吸を意識すると徐々に上にした側の鼻の通りが改善されるはずです。

対策その2.脇の下にペットボトルを挟む

ペットボトルは何でもいいが固めの炭酸がおすすめ。

2016年にNHK「ためしてガッテン」で放送された方法です。脇の下にペットボトルを20秒間ほど挟むと、反対側の鼻の通りが1~2分間改善されるというものです。これは実際にやってみて頂くと分かりますが、効果があります!

これは、脇の皮膚の下には交感神経が通っていて「鼻甲介(びこうかい)」という粘膜と繋がっているからだそうです。交感神経を刺激すると鼻甲介の血管を収縮させ、一時的に鼻の穴が開くので鼻詰まりが改善されるんだとか。但し、持続時間は挟む時間の約5倍程度であること、あまりに長時間行うと腕が痺れてしまう事もあるので注意しましょう。

対策その3.「ヴェポラップ」を足の裏に塗る

引用:https://www.catalog-taisho.com/category/02/002/05582/

スーっとした香りが特徴的な塗り薬「ヴェポラップ」は、子供の頃に両親に塗ってもらった記憶がある方も多いのではないでしょうか。このヴェポラップを胸や喉、背中などに塗るだけでなく「足の裏に塗る」と鼻詰まりが改善するというのです。

これに関しては、商品の製造元P&Gは「想定しない利用方法」としており、医療機関でも明確な効果が確認されるものではないという研究結果も出ています。しかしインターネットで調べると「やったことがある」「効果があった」といった投稿も多く、いわゆる民間療法として古くから言い伝えられているようです。

実際に私も試してみましたがなんとなく鼻詰まりが改善したようなしないような…といったところ。心理学者いわく、効果を期待した「プラシーボ効果」もあるのではないか、という話もあるようなので鼻詰まりが辛くて藁にも縋る想いの方は試してみてはいかがでしょうか。

対策その4.鼻うがいをする

筆者にとっては無くてはならないアイテム

最後に、あれこれ試したものの結局一番私にとって効果があった方法をお勧めします。最近ではドラッグストアなどで簡単に購入できる「鼻うがい」。鼻をかんだ後、片側の鼻からボトルを差し込み洗浄液で直接、粘膜を綺麗にすることができます。鼻の奥の上咽頭と言われる部位は普通のうがいでは届かないため、鼻うがいが効果的なのです。

やる前は正直ツーンとしそうで怖かったのですが痛みもなく、慣れてしまえばこの爽快感が癖になります。鼻詰まりだけでなく、感染症対策としても私は行っています。

鼻うがいは自宅でも作れる

ボトルがあるなら簡単。無くても鼻から吸えばOK。

洗浄液は自分で作る事が出来ます。体液と同じ浸透圧と言われる「0.9%の食塩水」を以下の手順で作ります。食塩数が飛び散るので、洗面所やお風呂で行いましょう。

鼻うがいのポイント

①お湯を沸騰させ、人肌くらいまで冷ます
②洗面器に①で作ったお湯を500mlに対して4.5gの食塩を溶かす
※保存できないため、作りすぎ注意。
③片方の鼻を指で抑えながら、反対の鼻で吸う。またはストローで吸う。
※100円ショップ等で空のドレッシングボトルを使う方法もあります。

あまりお金をかけたくない・・・合わないかも・・・という方向けに自作の方法をまとめましたが「面倒で結局やらなくなる」事が想定されます。鼻詰まりが辛い方は、自作せずメーカーから出ている洗浄液を使用する事を私はお勧めします!

まとめ

鼻のかみ過ぎも粘膜を痛めるので注意

「鼻詰まり」と言っても、人それぞれ症状や傾向が違うため今回は割とすぐできる対策ということでまとめさせていただきました。但し、睡眠不足等にも直結し、体調に関わる事なので眠れないほど悩まされるのであれば、早めに耳鼻咽喉科煮相談するのが一番です。

自身で安易に決めつけず、しっかりとした処置を受けてぐっすり眠れる夜を取り戻しましょう!

ABOUT ME
utanpapa
パフォーマー・俳優としても活動しつつ、イベント企画・運営事務所代表を務めています。新しい事が好きなのでコロナ禍をきっかけに デザイナー、カメラマン、映像編集者、ライターとしても一気に活動を開始し珍しい体験の数々を文章に綴っています。