「夜中に何度も目が覚めてしまう」
「眠っているのに疲れが取れない」
そんなことって、ありませんか?
それは、眠りが浅いせいかもしれません。
日本人の平均睡眠時間は世界と比べてみても最も短く、睡眠の質の満足度も低いという結果が出ています。
また厚生労働省の調べによると、日本人の5人に1人が十分な睡眠を取れていない状態であるとされています。
多くの日本人が睡眠に関して不満を抱えているのですね。
それは、日本人ならではの真面目さゆえにため込んでしまいがちな多くのストレスが原因の一つかもしれません。
そこで今回はそんな不満を解消に導くべく、深い眠りにつく方法についていくつかご紹介したいと思います。
体の深部体温を下げる
人が眠りにつくときは、体の深部体温が下がることで脳と体を休ませる仕組みがはたらきます。
眠たくなると、手足から熱を放出して体温を下げようとするのです。
だから冷え性の方が眠りにつきにくいというのは、手足から熱を逃がしにくいために体温が下がっていかないからなんですね。
まずは、眠りにつく1~2時間前に体を温めて体温をあげておきましょう。
例えば、
・軽いストレッチをする
・温かい飲み物を飲む
・ぬるめのお湯に浸かる
などを行うのが良いでしょう。
入浴にぬるめのお湯が良いのは、熱いと交感神経が高ぶって逆に眠れなくなてしまうからです。
このような方法で一度体の深部体温を上げておくと、眠りにつく頃には深部体温が下がりやすくなり、深い眠りにつくことができます。
副交感神経を優位にする
体と心をリラックスさせることで眠りにつきやすくしましょう。
先ほど紹介した
・温かい飲み物を飲む
・ぬるめのお湯に浸かる
などは交感神経よりも副交感神経を優位にする点でも役に立ってくれます。
ほかには、
・落ち着いた音楽を聴く
・お気に入りの香りに癒される
など自分に合ったリラックス方法を試してみてください。
朝日をしっかり浴びる
よく眠るには、生活リズムを整えることも重要なポイントになります。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされますので、早起きをして日差しを浴びるようにしましょう。
また、朝日を浴びることで体内で分泌されるホルモンが、夜になると眠りを促す物質に変化します。
これらのことから、朝日をしっかり浴びることはよく眠るために重要なのです。
さいごに
日本人は世界的に見ても睡眠がしっかり取れていない方が多くいらっしゃる、ということで今回は、深い眠りにつく方法を何点かピックアップしてお伝えしました。
いかかでしたか?
少しでも参考になったなら、うれしく思います。