雨の日が続いてしまうと、どうしても朝の目覚めが悪くなってしまいます。
実際、梅雨の過ごしにくさによってうまく寝られず、毎年梅雨になると体調を崩してしまう方も少なくありません。
今回は、なぜ梅雨に目覚めが悪くなってしまうのか、そして梅雨に負けないために必要な寝室環境の作り方について紹介します。
なぜ梅雨は目覚めが悪くなるの?
睡眠時間は季節によって30分~1時間程度変化しやすい傾向にあります。
これは日の出の時間が影響していて、春や夏は睡眠時間が短くなり、秋や冬は睡眠時間が長くなる傾向にあります。
しかし、梅雨になると湿気でジメジメとした感じが続きます。
私たちが寝ている時は発汗して身体から熱を放出し、体温が低下して熟睡しやすいようになっています。
梅雨には気温や湿度が高くなることで汗をかいても蒸発しづらいため、熟睡しづらい傾向にあります。
本格的な夏の時期に入ると段々身体が慣れてきますが、梅雨の時期は夏の入り口でもあるため、身体が慣れるまでは寝づらい時期が続きやすいです。
梅雨に差しかかると睡眠時に発汗しづらいことから、体温を下げづらくて眠りにくさを感じる!
梅雨でも快眠できる寝室環境を作るためには?
梅雨でも快適に寝るためには、寝具や室温、湿度、音など様々な要因が関係してきますが、一番手っ取り早いのは寝室内の温度が33度前後、湿度が50%前後をキープできるようにエアコンをかけて寝ることです。
寝づらいと感じる一番の要因は気温と湿度なので、できる限り優先的にこれらの要因を調節してあげるようにしましょう。
しかし、エアコンは電気代が高いのでなるべくお金をかけずに就寝環境を整えたい場合は、布団の掃除を行うことが大事です。
梅雨で乾かせないからといって布団の掃除をしない方がかなりいます。
湿ったままの布団を放置していると、あっという間にダニやハウスダストでいっぱいになってしまいます。
必ず1週間に1回くらいは布団クリーナーを使って掃除をして、湿り気のない布団を維持するようにしてみましょう。
忙しい時は枕に布団クリーナーをかけるだけでも効果があります。
まとめ
梅雨は発汗しづらい時期で寝づらさを感じてしまいますが、エアコンで気温や湿度を調節したり、布団や枕の状態を整えておくことで寝やすくなります。
梅雨に入って段々バテやすい時期になってきますが、しっかりと睡眠をとって体調を整えて熱い時期を乗り越えていきましょう。