漢字読み講座

「鵲」「細流」「撞着」これらの読み方は?【難読漢字に挑戦!】

今回のお題は「鵲」「細流」「撞着」です。

どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…

あなたには全て読むことができますか?

1問目はこの漢字から!「鵲」

「鵲」の読み方をご存じでしょうか?

「昔」+「鳥」で「むかしとり」と読むのはもちろん間違いです。

とはいえ、こんな漢字は見たこともないという方が多いと思います。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「鵲」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. カラス科の鳥の一種
  3. 佐賀県の県鳥になっています

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「鵲」の読み方!正解は!?

正解は「かささぎ」です!

鳥編がついているので鳥の名前だろうとは察しが付きますが、正解できた方は少ないのでは?

「鵲(かささぎ)」は「さぎ」と付いていますが実はカラスの仲間で、鳥綱スズメ目カラス科に分類される鳥類です。

羽から胸にかけての白と黒のツートンカラーが特徴的で、カチカチという鳴き声からカチガラスとも呼ばれていますよ。

佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息し、生息地を定めた国の天然記念物に指定されています。

2問目はこの漢字!「細流」

「細流」の読み方をご存じでしょうか?

「さいりゅう」と読むこともできますが、今回はそれ以外でお答えくださいね。

「さいりゅう」とは少し違った意味になる読み方が存在しますよ。

比較的耳にすることのある、一般的な言葉です。

さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?

「細流」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. 音を立てて流れる浅い水の流れ
  3. 「小川の〇〇〇〇」などとよく言います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「細流」の読み方!正解は!?

正解は「せせらぎ」です!

「小川のせせらぎ」という表現は、だれしもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「細流(せせらぎ)」とは、音を立てて流れる浅瀬の水の流れや、その音のことをいいます。

「細流(さいりゅう)」と読む場合は単に「幅が狭い川」「小さな川」といった意味。

「細川(せせらぎ)」とは少し意味合いが異なるため、注意が必要です。

最後はこの漢字!「撞着」

「撞着」の読み方をご存じでしょうか?

「撞」という字は「しゅ」と読むことができますが「着る」と合わせて「しゅぎ」と読むのは間違いですよ。

手偏に童と書く漢字は滅多にお目にかからないですよね…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「撞着」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
  2. 話のつじつまが合わない時などに使われます
  3. 「自家撞着」という言葉があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「撞着」の読み方!正解は!?

正解は「どうちゃく」です!

「撞着(どうちゃく)」とは「話のつじつまが合わない、矛盾している」という意味。

また、「突き当たる、ぶつかる」という意味として使われる場合もあります。

ヒントに示した「自家撞着(じかどうちゃく)」とは、自分自身の言葉の中で前後が食い違い、つじつまが合わなくなること。

撞着の類語としては、「矛盾」「不合理」「背反」「頓珍漢」などがあります。

ABOUT ME
mint_02
ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!