「語り種」
「語り」はそのまま「語る(かたる)」と同じように「かたり」と読みます。問題は「種」の読み方。そのまま「たね」とは読みません。もちろん「かたりしゅ」でもありません。
さぁ、なんと読むのでしょう。
「語り種」読み方のヒントは?
ヒントは、時間が経っても広い範囲で語られる話題を表す言葉です。話し続けられる話題の種という意味でこの漢字が使われています。
類語は
「語り継がれる」
「伝承されている」
「伝説になった」
などが挙げられます。
また「種」を「草」と書く場合もあります。「草」と書いた時はそのまま読めばOKです。これは大ヒントですね!
「語り種」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かたりぐさ」
です!
「彼の行動はいつまでもこの会社の語り種になっている」
「試合での大活躍はのちのちまで語り種となった」
のように使います。
広範囲で知られていても話題になってまだ日が浅かったり、すぐに忘れられてしまったりする時には「語り種」は使われません。年月が経っても、人々に語られている話題に対してのみ使われます。
「語り草」とも書きますが、これは「くさ」という音の当て字です。今では「草」と書くことの方が多くなっていますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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