2つの漢字から推測するに、おそらくお寺や神社などに関係する言葉で、何かをお供えするときの言動を表しているように思えますね。
実際、「供」は「そなえる」「ささげる」「たてまつる」のような意味があり、「奉」も「まつる」「たてまつる」「さしあげる」という意味があります。
同じような意味をもつ漢字が2つ重なっていることから、大事な何かを供えることだと分かりますが、問題は読み方!
ヒントを見てもピンとこないくらい、正直、難問です!
「供奉」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 太った人のことを馬鹿にするときの言葉に似ています・・・。
ヒント③ 2文字とも「濁点」がつきます。
「供奉」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぐぶ」です!
「供奉」とは、「物を供給すること」や「お供えすること」を表します。
その他にも、「従事する」「仕える」という意味もあり、ここから転じて「天皇行事の行列にお供として参加すること」も表すようになりました。
今回の漢字は、日常生活ではあまり馴染みのない言葉でもあることから普通に音読みして「きょうほう」と読んでしまいがちですが、神事に関することですし、きちんと覚えておきましょう!