今日の難読漢字は
「燦々」
「縮緬」
「猟虎」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「燦々」!
「燦々」
ヒントは「太陽にまつわる言葉」です!
太陽を表現するときに、この言葉を使うことが多いですよ!
さて、読めるでしょうか?
「燦々」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「さんさん」
です!
「燦々」は
「太陽が光り輝くようす」や「美しく鮮やかなようす」を指す言葉。
「燦々と光が降り注ぐ」
「彼女の笑顔が燦々と輝いている」
このように使われます。
「々」は略語のようなものなので、
「燦燦」と書き表すこともありますが、意味は同じです。
「燦」という感じに火編が使われているように、
炎がメラメラと燃えて輝くようすや、
きらびやかなようすにも使われます。
ところで、主に太陽の光について使う「燦々」に対し、
月の光が輝くようすについて表す言葉もあるのですが、わかるでしょうか。
正解は「皓々(こうこう)」です!
こちらは白く輝くようすを表しています。
「満月の光が闇を皓々と照らす」
というように使いますよ。
読み方と合わせて意味を覚えると、より日本語への理解が得られます!
間違えてしまった方も、ぜひ覚えてくださいね。
次の難読漢字は「縮緬」!
「縮緬」
「縮」という感じが使われているので「しゅく」と読みたくなりますよね。
ですが、「しゅくめん」は間違いです!
「〇〇めん」までは合っているのですが…
さて、読めるでしょうか?
「縮緬」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちりめん」
です!
「縮緬」は
「表面に細かいしぼがある織物の一種」です。
表面が波打って縮んでいるような布を見たことはないでしょうか?
風呂敷やお手玉によく使われていますよ。
言葉として、より身近なのが「ちりめんじゃこ」!
漢字で書くと「縮緬雑魚」となり、
今回紹介した漢字も使われています。
これは小魚を並べて干した時の様子が
「縮緬」の布地のように見えたことから名がついたのだとか。
ちなみに「縮緬」は「クレープ織り」とも呼ばれ、
フランスでは、クレープ織りのような模様に焼きあがることから
薄い生地のパンケーキのことを「クレープ」と呼ぶようになったそう!
なにかと食べ物の由来になっている「縮緬」。
エピソードも含めると覚えやすくなりますよね!
ぜひ読み方を覚えて、漢字マスターを目指しましょう!
最後の難読漢字は「猟虎」!
「猟虎」
ヒントは
「とってもかわいい、水族館の人気者」です!
字面からは想像できないキュートな生き物なのですが…
さて、読めるでしょうか?
「猟虎」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「らっこ」
です!
「猟虎」は
「食肉目イタチ科ラッコ属のほ乳類」です。
貝をお腹に乗せ、石などで割って食べているようすが特徴的な、
とってもかわいい生き物でおなじみ。
実は「ラッコ」という語源はアイヌ語にあり、
昔から北海道の海に生息していたようです。
ですが、毛皮を目的とした乱獲によって数が激減。
現在は絶滅危惧種に指定されています。
以前は、水族館の人気者として数多く飼育されていましたが、
輸入の制限などにより飼育頭数も減っているそうです。
そんな、かわいくてレアな動物ですが、
漢字はかなり怖い印象ですよね。
実は猟虎は肉食で、貝やカニ、ウニ、
時には海鳥も捕食してしまうのだとか…!
そう聞くと、ハンターを思わせるこの漢字にも納得できますね。
かわいい見た目と裏腹に、とっても怖い漢字の「猟虎」。
ぜひ読み方を覚えて、漢字マスターを目指しましょう!
すべて正解できた方は漢字マスター!素晴らしいです!
もし正解できなくても、これを機に学んで今後に活かしましょう!