「盗汗」って何て読むか分かりますか?
(ぬすみあせ)ではありません。
「盗汗」は(とうかん)とも読みますが、
ここでは、ひらがな3文字で考えてみてください。
”〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「盗汗」の読み方のヒントは?
「汗」が「盗」まれた、というより「流れ出た」と考えたほうが、
分かりやすいかもしれません。
ヒント:「いつ」盗まれたのか?
起きている間?
それとも……
何と読むか分かりましたか?
「盗汗」の読み方、正解は……
正解は……
「ねあせ」
です!
「寝汗」とも書きます。
中国伝統医学では「寝汗」と「盗汗」を区別しています。
- 寝汗:サラサラとしていて、運動後にかくような汗のこと
- 盗汗:粘っこい汗。首・胴回り・腰・股などから大量に出る汗のこと
睡眠中は体温調節するために、誰でも多少のねあせをかいています。
ただし、あまりにも汗の量が多いと、寝苦しさや睡眠の質の低下に繋がります。
大量のねあせは交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、自律神経の乱れが起こり、睡眠中の体温調節がうまくいかなくなるためと言われています。
ストレスや更年期障害、月経前症候群(PMS)が原因のときもあります。
夜中に着替えが必要だったり、起きたら枕とシーツがぐっしょりになるほど汗をかいている場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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