今日の難解漢字は、
「水母」
「纏綿」
「戒める」
「凄絶」
「岐」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「水母」です!
- 2 「水母」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「水母」の読み方の正解は・・・・?
- 4 2つ目の漢字は「纏綿」です!
- 5 「纏綿」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「纏綿」の読み方の正解は・・・・?
- 7 3つ目の漢字は「戒める」です!
- 8 「戒める」読み方のヒントは?
- 9 「戒める」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「戒める」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「凄絶」です!
- 12 「凄絶」読み方のヒントは?
- 13 「凄絶」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「凄絶」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「岐」です!
- 16 「岐」読み方のヒント!
- 17 「岐」の読み方、正解は…
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「水母」です!
水と母と書いて「水母」。和菓子のような気もすれば何かの生き物のような気もしてきます。
そのまま「すいぼ」と読んで腔腸動物の一群の総称のことを意味しますが、もっと馴染みのある読み方があります!
さあ、あなたは分かりましたか?
「水母」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは海にいる生き物の名前です。
ヒント➁ 触手があり、毒をもつものが多いです。
ヒント③ 「〇ら〇」3文字です。
「水母」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「くらげ」です!
水族館などでプカプカ気持ちよさそうに水に浮いているイメージがありますが、その生態は触手を使って捕食生活をするなど、かなりアクティブな一面も持ち合わせています。
水母は「海月」とも表記され、まさに半月のような傘のようなものが浮いている生き物。「刺胞動物門」という分類の生物となり、海以外にも淡水でも生息している種類がいるなど、かなり多岐に渡ります。
一見、平和な生き物のようにも見えますが、カツオノエボシやハブクラゲなどのように猛毒を持つものが多い上に、身体は透明で見えにくく、触手もかなり長い・・・。
知らないうちに数か所刺されていた、なんてこともありますので、海水浴や釣りなどのレジャー時には十分注意するようにしてくださいね!
2つ目の漢字は「纏綿」です!
とにかく1文字目が難読の「纏」。
画面に表示された文字を見るのはまだしも、実際に書かれた文字を見たら細かすぎて何が書いてあるのか読めませんねwww
この「纏」という漢字は「まとい」といって、昔の消防士にあたる「火消し」が持っていた道具のことです。
具体的には、長い棒状の先に提灯のような飾りがついており、組の名前が記されていて旗の役割も果たします。
その見た目に反してかなり重量があり、振り回すためには相当の力が必要です。
そんな「纏」と「綿」が組み合わさった今回の漢字、いったい何と読むのでしょうか?
「纏綿」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② 2文字目はシンプルに「めん」と読みます。
ヒント③ お祭りで着る「半纏」もこの漢字を使います。
「纏綿」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「てんめん」です!
「纏」は、「まとう」や「まとい」と読み、祭事に使う「纏」の他にも「人にまとわりつく」というストレートな意味も持っています。
そのため、「纏綿」という言葉は「複雑にからみついている様子」や「入り組んでいる様子」を表すようになりました。
確かに、「綿」って一見フワフワしているように見えるけど、いったん千切れてしまうと洋服や絨毯などに絡みついて、なかなか取れないものですよね。
そんな「綿」と、もともと「絡みつく」という意味の「纏」が重なったら、「めちゃくちゃ絡む」というのも納得です。
3つ目の漢字は「戒める」です!
「戒める」と書いて、なんと読むか分かりますか?
警戒(けいかい)や戒名(かいみょう)の「戒」ですが、(かいめる)とは読みません。
なんとなく、厳しいイメージがする漢字ですが、きっとそのイメージで合っています!
さて、「戒める」と書いてなんと読むでしょうか?
「戒める」読み方のヒントは?
間違わないように注意をするという意味ですが、
「戒める」は他人にも使いますし、自分にも使います。
あまり調子に乗らないように、自分を戒める。
という使い方です。
嬉しいことがあると、つい調子に乗ってしまうのを自分で自分に注意、警告することです。
初めての彼女・彼氏ができた時は嬉しすぎて、つい調子に乗っちゃった!と言う人は、周りの誰かに注意されたことがあるのでは?
それが「戒める」という事です。
戒めてくれるのは、たいていは身近に居る仲がいい友達とか親ですね!
周りに全く注意されなくなると、見捨てられているという事なのかも……!?
ありがたい言葉ですよ!
「戒める」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇める」です!
さあ、もうわかりましたか?
「戒める」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いましめる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「凄絶」です!
「凄絶」と書いて、なんと読むか分かりますか?
間違いやすい(そうぜつ)は「壮絶」です!
「壮絶」は、きわめて勇ましく激しいという意味ですが、
「凄絶」は、息をのむほど、非常にすさまじい様子の事をいいます。
さて、「凄絶」と書いてなんと読むでしょうか?
「凄絶」読み方のヒントは?
たとえば戦争も「凄絶」ですね。
なんとなく「悲惨な様子」「すさまじい様子」「恐怖を感じる」「恐ろしい様子」として覚えている人も多いでしょう。
そのイメージで正解です!
「歴史に残るような凄絶な戦い」というように、恐怖がセットになった時に使われる言葉です。
「凄絶な治療」「凄絶な繁忙期」「凄絶なパワハラ」「凄絶な戦い」など、使われることは多いです。
「凄絶」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
もうひとついうと「〇〇ぜつ」です!
さあ、もうわかりましたか?
「凄絶」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「せいぜつ」
です!
凄絶なパワハラに合っている人は、我慢しないで辞めてしまうのもひとつの手ですよ。
ぜひ、読み方も覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「岐」です!
「岐」
これ、何と読むかわかりますか?
知らずに使っていたり、番組の名前に使われることもあるこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「岐」読み方のヒント!
「岐」は、
「分岐点」「岐路」などに使われる漢字です。
これらの読み方は「き」なのですが、
今回の問題は訓読み。
ひらがな3文字「〇〇〇」の読み方があるんです!
さて、読めたでしょうか?
「岐」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちまた」
です!
「岐」とは、
「道が分かれる場所・分かれ道」を表す言葉です。
「分岐」という言葉は、まさにこの意味のままですね!
また、「町の中の道路」や「賑やかなところ」という意味もあります。
この意味が転じて「世間」や「世の中」を表す言葉にもなりました。
「ちまたの噂で聞いたのですが…」
なんて、慣用句のように使ったことはないでしょうか。
今回の問題「岐」は、この「ちまた」だったんです!
ところで、漢字が好きな方は
「ちまたといえば「巷」の漢字なんじゃないの?」
と思ったのではないでしょうか。
実はこちらも正解!
そのほか「衢」こんな難しい漢字も、
「ちまた」という読み、同じ意味で使われます。
あまりビジネス上で使うことはないかもしれませんが、
一般教養として知っておくべき「岐」。
ぜひスマートに読めるようになりましょう!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!