「献饌」って何て読むか分かりますか?
(けんそん)ではありません。
(こんしょく)も違います!
ひらがな4文字です。
”○○○○”
ヒントは神道に関係します。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「献饌」の読み方のヒントは?
意味は「神前に物を供えること」です。
「献饌の儀」は、神前にお供えした御神酒が入った徳利と水が入った器の蓋を取ることを言います。
反対語は「撤饌」です。
何と読むか分かりましたか?
「献饌」の読み方、正解は……
正解は……
「けんせん」
です!
神前挙式や神道の葬儀の際に神主が「献饌の儀」を行います。
ところで、仏教の葬儀と神道の葬儀の目的の違いを知っていますか?
仏教は故人を「極楽浄土に送る」ために葬儀を行いますが、神道は故人を「家の守護神になってもらう」ことを目的に葬儀をします。
神道の葬儀では「成仏」「供養」「冥福」「極楽」「浄土」「往生」などの仏教用語を使わないように気をつけましょう。
また「昇天」「召天」「天国」などはキリスト教式の宗教用語ですので、神道にはふさわしくありません。
挙式や葬儀などの儀式では、宗教によってさまざまな決まり事があり、あまり詳しくない宗教の儀式に参加する場合に不安になるかもしれません。
しかし、お祝いする気持ちやご冥福をお祈りする気持ち一番が一番大切ではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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