「油照」
これ、何と読むかわかりますか?
なんだか見るからにテカテカそうなこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「油照」読み方のヒント!
「油照」は、読み方自体はとても簡単なはずです。
ただし、本来あるはずの送り仮名が消えてしまっているため、
ちょっと惑わされてしまうかも。
さて、あなたは何と読みましたか?
「油照」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「あぶらでり」
です!
「油照」は、
「風がなく、雲の多い、汗ばむような蒸し暑い日」という意味の言葉です!
主に俳句の季語として使われる言葉で、もちろん夏の季語です。
字面からすると、料理に使う言葉や、顔のテカりなどに使われそうですよね。
季節を表す言葉なのでご注意ください!
またカラッとした夏の炎天下の日には、この言葉は使いません。
「雲がある日」と書いたように、湿度が高くじめじめしていて、
不快指数の高い日に使います。
たしかにそんな日は、じっとしていても脂汗がにじむような暑さですよね……
カラッとした日には
「炎昼(えんちゅう)」や「炎暑(えんしょ)」などを使うので、
合わせて覚えておきましょう!
夏を表す言葉でも、さまざまな表現があります。
これを機に漢字も意味もしっかり理解できるようになりましょう!
ABOUT ME