漢字読み講座

「阿利布」「吹鳴」「律呂」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「阿利布」「吹鳴」「律呂」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「阿利布」

「阿利布」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(ありふ)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「阿利布」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある植物の名前で、今ではだいぶ一般的になっています。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「阿利布」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「オ」です。

これを絞って作る油が、今の日本ではかなり一般的になっており、多くの家庭でも使われています。

健康にもよいといわれており、スパゲッティやサラダなどの洋食で使われることが多いですね。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「阿利布」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「オリーブ」

です!

「阿利布(オリーブ)」は、モクセイ科の常緑高木です。

オリーブの実そのものよりも、実から取れるオリーブオイルが広く知られていますね。

日本でも小豆島を中心に生産されています。

1980年代に日本でイタリア料理がイタ飯と呼ばれてブームになり、その後ひろく普及し、今ではすっかり定着しているのはご存知のとおりです。

実も食用で使われており、若くてフレッシュな緑色のオリーブはそのままでは渋みが強いため加工されて食べられています。

また熟して食べやすくなった黒いオリーブも、刻んでパスタやピザ、サラダのトッピングによく使われています。

栄養価も豊富で、特に有名なのがオレイン酸でしょうか。

悪玉コレステロールを下げる働きがあり、健康志向の今の時代にぴったりの良質なオイルと言われています。

某俳優が作った料理に追加でオリーブオイルをかける「追いオリーブオイル」は、一時期話題になりましたね。

2問目はこの漢字!「吹鳴」

「吹鳴」の読み方をご存じでしょうか?

ぱっと見た印象で「ふいめい」や「ふうめい」と読むのは間違いです。

音を鳴らすことに関係のある言葉のようですが…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「吹鳴」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. 「警音器吹鳴義務違反」は交通違反のひとつです
  3. 火災発生を知らせるサイレンは「サイレン吹鳴」

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「吹鳴」の読み方!正解は!?

正解は「すいめい」です!

「吹鳴(すいめい)」とは読んで字のごとく「吹き鳴らすこと」をいいます。

また、サイレンや汽笛、ブザーなどが高く鳴り響くのを「吹鳴」ということも。

ヒントに示した「警音器吹鳴義務違反」とは「車や自転車などを走行する際にクラクションやベルを鳴らしながら走行してはいけない」という交通違反です。

「吹聴」は「ふいちょう」と読むため「ふいめい」と読みそうになりますが、正しくは「吹鳴(すいめい)」なので注意しましょう。

最後はこの漢字!「律呂」

「律呂」の読み方をご存じですか?

「律」は「法律」など、日常的によく見かける漢字です。「呂」は「風呂」などで使う漢字ですが、そのまま「りつろ」と読むと間違いです。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「律呂」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「りつ○」の4文字
  2. 音読みです
  3. 音楽関係の言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「律呂」の読み方、正解は・・・


正解は

「りつりょ」

です!

雅楽(日本古来の音楽や舞がアジア大陸の音楽や舞と融合され日本化した芸術)において「音階」を意味する言葉です。

雅楽では十二の音階(音律)を使用しますが、奇数番目を「律」、偶数番目を「呂」と呼びます。これを「六律六呂」や「十二律呂」を呼ぶこともあります。

「呂律」との関係

ところで、漢字を逆にした「呂律」という言葉の方が日常ではよく見かけますよね。
「呂律が回らない」という使い方で、舌の動きが悪く話している言葉がはっきりしない様子をあらわしています。

実は「呂律」も「律呂」と同じ意味なのです。読み方も「りょりつ」でした。

雅楽を演奏する際、「呂」の音階と「律」の音階がうまくかみ合わないことを「呂律が回らない」と言っていたものが一般に広まり、話し方にも使われるようになったことでなまったと言われています。

雅楽に触れる機会があったら、ぜひ「律呂」の読み方も思い出してくださいね。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!