今回の難読漢字は「迸る」「眼鏡蛇」「呂律」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「迸る」
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「迸る」という漢字、読むことができますか?
字面は少し遡る(さかのぼる)にも似ていますが、読み方は違います。
ぜひじっくり考えてみてください!
「迸る」の読み方のヒントは?
ヒントです。
この言葉の意味は「勢いよく飛び散る、流れ出る」というもの。
ただし、実際に使われている用法を見ると、ほとんどは「血」にまつわるもの。
「血」と相性の良い言葉なんです。
読み方は送り仮名を含み5文字。
「○○○○る」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ほとばしる
でした!
「迸る血潮」のように使うことが多く、「ほとばしる」という響きから血を連想した方もいらっしゃるはずです。
ただ、言葉の意味としては血にしか使っていけないことなど全くありません。
例えば「老朽化した水道管が破裂し、水道水が迸った」という使い方もできます。
普段から使うことはないかもしれませんが、覚えておくとどこかで役立つかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「眼鏡蛇」
難読漢字の問題です!
「眼鏡蛇」と書いて、何と読むのでしょうか?
もちろん。蛇(へび)の仲間ですよ。
さっそく見ていきましょう!
「眼鏡蛇」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
- ヘビの中でもどう猛なヘビに分類されます。
- 日本には生息していません。
- 笛を吹くと壺の中から現れるイメージがあるヘビです!
- ひらがなだと〇〇〇の3文字です。
・・・もう分かりましたか?
「眼鏡蛇」の読み方の答えは・・
正解は、「コブラ」でした!
「眼鏡の蛇」という漢字から、目がギョロッと大きな蛇を想像していたかもしれません。
実は「眼鏡」という文字がつくのは、コブラの模様が関係しているんです。
首の背面に眼鏡のような斑紋があることから、「眼鏡蛇」という文字が当てられたのです。
日本ではなじみのない眼鏡蛇(コブラ)ですが、インドの蛇使いが笛を吹くと壺の中からコブラが頭をもたげて現れる様子はアニメなどで見たことがあるのではないでしょうか?
現在は動物愛護法により野生のコブラを捕獲できなくなったことから激減したものの、インドには実際に蛇使いがいるんですよ。
ちなみに蛇使いの扱うコブラは毒抜きをしているからかまれても平気なんだとか!
コブラの毒は猛毒と言われていますからね・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「呂律」
「呂律」の読み方をご存じでしょうか?
「ろりつ」「ろつ」は、どちらも間違いですよ。
すぐに読めなかった人も、日常生活の中でよく耳にする言葉なので、少し考えたらわかるかも。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「呂律」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 話すときの調子のこと
- 酔っぱらって呂律が回っていない
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「呂律」の読み方!正解は!?
正解は「ろれつ」です!
ヒントの段階で、ほとんどの方が読めたのではないでしょうか?
「ろれつ」はそもそもは「呂律(りょりつ)」と読んでいたのが変化して「ろれつ」になりました。
ろれつが回っていないことを「滑舌(かつぜつ)が悪い」という言う場合もあります。
酔っぱらってろれつが怪しい人の言うことは、たとえ正しい意見であっても、信用してもらうことができません。
お酒はほどほどに、会話を楽しめる程度が良いですね。