漢字読み講座

「双六」「薊」「狼煙」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「双六」「薊」「狼煙」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「双六」

双方(そうほう)の「双」が「六」と書いて「双六」。

この漢字は、比較的わかりやすいかもしれません。

さて、なんと読むでしょうか?

「双六」読み方のヒントは?

・お正月に家族や親せきとよく行う遊びです。

・勝ち負けを競うゲームです。

・進化したものは、桃鉄……ってヒントを言いすぎですか?

 

ちなみに、六はそのまま(ろく)と読みます。

さあ、なんと読むかわかりましたか?

「双六」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「すごろく」

です!

 

昔行われていた双六は、サイコロを2つ使って行われていたため、

いかに「双方のサイコロで多い数字を出すか」が勝負の分かれ目になっていたそうです。

双方が6の目が出ると最高の目になることから

「双六」という名前になったと言われています。

 

サイコロを振って進むだけの物なのですが、ついつい熱くなってしまうゲームです。

最近ではまたボードゲームが流行っているので、大人の頭を悩ませるような進化した双六がたくさん出ています。

そこまでではなくとも、久しぶりに昭和レトロな人生ゲームででも、熱くなってみませんか?

 

2問目はこの漢字!「薊」

難読漢字を読む場合、意外にも構成されている漢字を音読みしてみたり、意味から推察してみると正解だったりすることが多々ありますが、今回の「薊」はどうでしょうか?

 

系統としては「草かんむり」がついている以上、植物だとは思いますが、「魚」という字が使われているのがややこしくしています・・・。

 

そこで、最大のヒントです!

ここの「魚」は「ハリセンボン」をイメージしてみると良いですよ!

 

「薊」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント➁ 見た目は小さい菊のようでもあり、トゲトゲの花のようでもあります。

ヒント③ 最初の文字は「あ」です!

 

「薊」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「あざみ」です!

 

「薊」とは、 キク科の多年草である植物のことで、見た目は「トゲトゲした小さな菊」です。

 

沖縄の方言では、「トゲ」のことを「アザ」と呼ぶ地方もあり、「トゲのある植物」=「アザ木」=「アザミ」と呼ばれるようになった説もあるとか。

 

また、そのトゲトゲした見た目通り触れるものを阻む効果もあったのか、スコットランドでは外敵から自国を守った花とされて、国花として大切にされています。

 

そんな「薊」の花言葉は「独立、報復、厳格、触れないで」。

 

他を寄せ付けない美しい花には、やっぱりトゲがあるんですね!

最後はこの漢字!「狼煙」

「狼煙」と書いて、なんと読むか分かりますか?

「狼」の「煙」ですが、(おおかみのけむり)ではありません。

しかし狼のフンが使われていたことから、その名前が付きました。

さて、「狼煙」と書いてなんと読むでしょうか?

「狼煙」読み方のヒントは?

狼煙は大昔の通信手段です!

今でも遭難した時には「狼煙」を上げて、救助を待ちます。

狼煙に狼のフンを混ぜると、まっすぐに煙が上がるという言い伝えがあります。

確かに煙が上に上がった方が、より広範囲に知らせることができますね。

実際に遭難した時には、煙を出し続けないといけないのでヨモギ、松、杉、ヒノキなどがおすすめなんだそうです。

できれば遭難したくないですが、頭の片隅に置いておくといざという時に使えるかもしれません。

「狼煙」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇」です!

さて、もうわかりましたか?

「狼煙」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「のろし」

です!

 

今でも狼煙が上がっていれば、つい見てしまいますよね。

ぜひ、覚えておきましょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!