「紙鳶」の読み方をご存じですか?
「鳶」という字は「トビ(トンビ)」という鳥をあらわす言葉ですが「かみとび」とは読みません。
それでは、何と読むのでしょうか?
「紙鳶」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「し○○」の3文字
- 「凧」と同じ意味です
- お正月などの風物詩です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「紙鳶」の読み方、正解は・・・
正解は
「しえん」
です!
または「凧」と同じく「たこ」と読むこともあります。木や竹を使った骨組みに紙や布などを張り、糸で引っ張って空中に飛ばすおもちゃです。お正月の風物詩ですが、飛ばすためには広い場所が必要なため、最近では伝統行事のイメージが強いと思います。
紙鳶は紙で作ったトンビのことで、トンビが上昇気流に乗って滑空する姿が凧と通じるため同じことをあらわす言葉になったようです。これは実は英語も同じで、凧のこともトンビのことも「kite」と言うそうです。
凧を「たこ」と呼ぶのは関東地方の方言で、関西では「紙鳶(しえん)のぼり」と呼ばれていたそうです。その他地域によって「ハタ」「イカ」など様々な呼ばれ方があります。全国各地で親しまれた遊びだったことがよくわかりますね。
電線などに引っかかってしまうと危険なため、今ではあまり遊ばれなくなってしまいましたが、元々は縁起物として扱われていた紙鳶(凧)。この読み方を是非覚えておいてくださいね。