「入浴は睡眠の質を上げるから毎日入浴したほうがいいよ!」と一度は聞いたことがあるでしょう。
ですが、科学的に正しい入浴のゴールデンタイムにまで気を配った入浴はできていますか?
せっかく入浴したとしても間違った時間に入浴していては睡眠の質を上げるどころか逆効果になることも…。
今回はあなたの睡眠の質、つまり人生の質を向上させる「入浴のゴールデンタイム」についてご紹介します。ぜひ最後までお読みください!
入浴のゴールデンタイムは寝る1時間前〜2時間前
入浴のゴールデンタイムは何時から何時と固定されていません。あなたが寝ようと思っている時間の1時間前〜2時間前がベストの入浴のタイミング。
つまり、人によって異なります。
例えば24時に寝る人ならば22時から23時の間の入浴がベストですし、25時に寝る人ならば23時から24時の間の入浴がベストと言った具合ですね。
何となく入浴するのでなく、週時間から逆算して入浴するのがスマートな入浴です。
どのくらいの温度のお湯がいいの?【40度から43度くらい】
重要なのは時間だけではありません。お湯の温度も良質な睡眠のための入浴には忘れてはいけないファクター。
40度から43度くらいの温度に設定しましょう。
ちょっと熱いと感じるくらいの温度がちょうどいいのです。なぜなら体の芯までしっかり温めることができるから。
「体の芯まで温めるといい」というようなことは入浴剤のパッケージでも見かけますし、知識としてはおなじみですよね。
体の芯の温度が下がることが睡眠のトリガー
体の芯までポカポカになると、体温を調節するシステムが起動します。すると体の中心部の熱を帯びた血液が放熱効果の高い手足へと流れ込みます。
こうして徐々に体温が下がっていくのですが、一度上がった体温が下がると「そろそろ寝る時間だ」と体が判断するのでウトウトしてきます。
お風呂上がりからウトウトするまでにかかる時間が約90分。
だからこそ、寝る1時間前から2時間前が良質な睡眠のための入浴のゴールデンタイムというわけですね。
まとめ【やってはいけないこと】
今回は入浴のゴールデンタイムについてご紹介しましたが、ポイントは一度体温を上げてから下げることです。
つまり、寝る直前の入浴は避けるのがベター。
お風呂上がりにすぐに布団に入ると熱がこもってしまい深部体温がスムーズに下がりません。その結果、寝付きが悪くなります。
寝る1時間前から2時間前には入浴をすませて翌日に備えるのが忙しい現代人の処世術。元気な体こそが最高の資産です。
知識を活かして賢く元気に楽しく生きましょう!