睡眠の質を上げる

「寝る前の水風呂は睡眠の質を上げる!」メリットと注意点を紹介

水風呂といえばサウナや温泉を思い浮かべますが、実は水風呂には、睡眠の質をアップする効果や健康維持、ダイエット、アンチエイジングケアなどに期待できるといわれています。
今回は、水風呂に期待できる効果と水風呂の注意点について解説します。

寝る前の水風呂は睡眠の質あげる

水風呂は睡眠の質をアップさせる効果もあります。なぜ水風呂が睡眠の質を上げるのか、それは寝る前(就寝3時間前)に水風呂に入ることで深部体温が下がりやすくなるからです。睡眠の質を上げるためには、深部体温を下げる必要があり、深部体温が下がると休みモードに切り替わります。そのため、寝る前に水風呂を入ることで入眠しやすくなるのです。

水風呂に入るメリット

水風呂は、健康や美容に嬉しい効果がたくさん期待できます。その効果について説明させていただきます。

免疫力が上がる

体温より低い温度で水風呂に浸かることで一時的に身体が冷え、脳は体温の低下を防ごうと血流を活発することで体温が上がります。血流を良くすることにウィルスや細菌などの攻撃にも抵抗できるようになり、免疫力が上がっていきます。

自律神経が整う

自律神経には、交感神経と副交感神経でできています。水風呂に浸かると急激な温度変化に身体が反応し、興奮状態(交感神経)になり、水風呂から出ることでリラックス状態(副交感神経)へと変わっていきます。その温度変化が自律神経のバランスを整えてくれます。

ダイエット効果

水風呂に浸かると体温が下がっていき、それ以上体温下げないように体温を上げるためにカロリーを消費することで脂肪が燃焼していきます。脂肪が燃焼することでダイエットに効果が期待できます。

『ダイエットに最適な温度と時間』🛁

最適温度:20℃程度

最適な時間:5~10分程度

⚠️水が冷たすぎると逆効果になり、身体に悪影響になる可能性があります。しっかり温度計で確認するようにしましょう。

美容効果

水風呂に浸かることにより、肌が引き締められ、血行も良くなっていくことで肌の新陳代謝が促され、ターンオーバーの乱れも改善できる効果があります。しわやたるみにも効果的なのでアンチエイジング効果として期待できます。

水風呂の温度

水風呂の温度によっても「体感や効果」が異なります。水風呂に入るときは温度に十分に注意して入るようにしましょう。

水温10℃以下

水風呂が10℃以下で浸かると肌に強い刺激を感じ、長時間浸かることは健康によくありません。サウナや体がかなり熱い状態で入ると一瞬リラックス状態を得られますが、あまりに体温より低い状態の水風呂は避けるようにしましょう。

水温15℃前後

サウナや火照った体には丁度良く感じる温度になりますが、お風呂で温まった程度で水風呂に入るには少し温度低いため、身体を冷やしてしまいます。また、お風呂で温まった体をリフレッシュするには、15度程度のシャワーを浴びる程度が良いでしょう。

水温20℃前後

水温20℃前後の水風呂は、体への負担が少なく安心して水風呂に浸かることができます。特に、初心者や体が冷えやすい方におすすめです。

まとめ

今回は自宅で水風呂を浸かることのメリットや寝る前に水風呂に浸かることで睡眠の質を上げる効果が期待できることについて解説させていただきましたが、参考になりましたか。サウナの後に入る水風呂の温度は体感や効果が異なってしまいます。きちんと水風呂に入る前に温度計で計るようにしましょう。