今日の難読漢字は
「因む」
「確り」
「夥しい」
「感ける」
「寸寸」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「因む」
「因む」は何と読むかご存知でしょうか?
原因(げんいん)の因なので「いんむ」…ではありません。
小学校で習う漢字ですが、簡単な漢字ほど意外に読めなかったりします。
さて、あなたには読むことができますか?
「因む」の読み方のヒントはこちら
- 読み方は「〇〇む」の2文字
- 何かとつながりを持たせて、ある事柄が成立するといった意味で使う言葉です
- 「彼女は叔母の名に因んで愛子と名付けられた」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「因む」の読み方!正解は!?
正解は「ちなむ」です!
一般によく使われる言葉なので、読み方がわからなかった方も、例文を見ると想像がついたかも知れませんね。
ヒントで紹介したように、何かに因んでつけられた名前はよく耳にします。
特に多いのは元号です。
令和だと、男の子なら「令(りょう、れい)」女の子なら「令奈(れいな)、令華(れいか)」などがあります。
令和元年には「令」の字を含む名前が前年の14倍にまで増えたそうですよ。
2つ目の漢字は「確り」
「確り」の読み方はご存知でしょうか?
当然ですが「かくり」ではありません。
日常的によく使う言葉ですが、ひらがなで書くことが多いです。
さて、あなたには読むことができますか?
「確り」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇り」の3文字
- 気持ちをひきしめるという意味でよく使われます
- 頑丈という意味で使う場合も
以上3つのヒントで考えてみてくださいね。
「確り」の読み方!正解は!?
正解は「しっかり」です!
ありふれた言葉ですが、漢字にすると読めない方も多かったのではないでしょうか。
気持ちをひきしめる意味では「明日は試験なんだから、しっかりしてね」などと使います。
頑丈という意味では「この椅子はしっかりしてるね」のように使います。
ちなみに「聢り」と書いても「しっかり」と読みますよ。
今回のように、よく聞く言葉なのに漢字にすると読めない字は意外に多いですね。
「確り」と「聢り」両方覚えておくと、自慢できるかも。
3つ目の漢字は「夥しい」
知っていると自慢できる、ちょっと難しい漢字のクイズです。
「夥しい」という表現。
あなたはこの漢字を読むことができますか?
そもそも「夥」という漢字を普段使わないので、読むことができる人はそう多くないでしょう。
ぜひこの機会に覚えて、この漢字が登場した際に読めるようにしてみてくださいね。
「夥しい」の読み方のヒントは?
実はあなたもきっと一度は使ったことのある表現だと思います。
この言葉は「非常に多い」ことを示す際によく使われます。
例を出すと、「夥しい人の数だ」というような使い方をします。
あまりいいイメージでは使われません。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
おびただしい
でした!
主に「夥しい数の〇〇」という使い方に限定されるので、日常会話ではあまり出てきませんが、漢字を含めて知っておくといざという時にスムーズに使えます。
世の中には夥しい数の漢字がありますが、ひとつひとつコツコツ覚えていけばいつか役に立つかも知れませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「感ける」
「感動する」や「五感」、「感心する」といった言葉でお馴染みの「感」。
漢字はとても簡単ですし、誰でも「かん」と読めますよね。
でも、送り仮名に「ける」がつくとどうでしょう?
一気に難読漢字に早変わりしてしまいます・・・。
読めそうで読めないこの漢字、あなたは読めますか??
「感ける」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「感動する」とは相反するような意味です。
ヒント➁ 「他が気になる」ような意味です。
ヒント③ 「〇〇ける」の2文字です。
「感ける」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かまける」です!
「感ける」という言葉は知っていたけど、こんな漢字を書くんだ!と思ったのではないでしょうか??
「感ける」とは、「あることに集中していて、他のことをないがしろにしてしまう」や、「他のことに心を引かれてしまって、やるべきことがおろそかになる」といった意味があります。
もともと、「感」の漢字は「感動する」というように、心が動く様を表しているので、あることに集中している点では「感」の字が表しているのも納得ですね!
でも、本来やるべき方向に「感」の字が向いていないのは、何だか面白いです。
5つ目の漢字は「寸寸」
シンプルに読めば「スンスン」www
何だかどこかの動物園にいるパンダの名前と言われても違和感がない「スンスン」ですが、これはもちろん違います。
「寸」といえば、日本では長さの単位でも同じみの漢字であり、約30mmくらいの長さを表します。
さらに「一寸」と書けば「ちょっと」と読むとおり、「寸」の字はまさに「ほんの少し」といったニュアンスが強い漢字になります。
では、これが2つ重なるとどうなるでしょうか!?
「寸寸」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 長さの単位ではありません。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ こんな風に切り裂かれるのは嫌ですね・・・。
「寸寸」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ずたずた」です!
他にも、「つだつだ」や「ずだずだ」などとも読みますが、一般的に使われるのは「ずたずた」ですね。
この言葉が使われるシチュエーションは、何かをかなり細かく切ったときや、憎悪の意思を持って何かを切り裂いたとき。
似たような言葉では「八つ裂き」なんてものもありますが、あまり良い意味ではありませんね。
「一寸」が「ちょっと」なので、2つ合わさって「ちょっとちょっと」だったら、双子の芸人さんの持ちギャグになって面白かったんですけどね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!