今日の難読漢字は
「集る」
「直向き」
「目敏い」
「鬼灯」
「松明」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「集る」
「集く」の読み方をご存知でしょうか?
当然ですが「あつく」でも「しゅうく」でもありません…
「集」は頻繁に目にするありふれた漢字なのに、かなりの難読ですね。
さて、あなたには読めますか?
「集く」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇く」の3文字
- 意味は群れになって集まることです
- おもに、虫や鳥などの生き物が集まるさまを「集く」と表現します
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「集く」の読み方!正解は!?
正解は「すだく」です。
「集」には、「集まる(あつまる)」「集く(すだく)」「集う(つどう)」「集る(たかる)」などの読み方があり、いずれも人や生き物などが集まってくる様子を表す言葉です。
「集」の字の上の部分は「鳥」を表していて、下は「木」になっています。
「集く」という言葉は、木の上にたくさんの鳥が集まっている様子を表現しているのですね。
鳥から派生して、虫が集まって鳴く様子も「集く(すだく)」と表現します。
現代ではほとんど耳にしない言葉ではありますが、とても美しい日本語なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
2つ目の漢字は「直向き」
真っ直ぐ前を向く。
そんな素敵な言葉でもある「直向き」。
誰かへの好意だったり、何かに集中するときなど、こんな姿勢で取り組めれば何事もうまく行きそうな感じがしますよね!
今回は「直向き」という簡単な漢字ですが、意外にも読み方は難しいもの。
素敵な言葉なので、これを機に読めるようになりましょう!
「直向き」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「じかむき」、「ちょくむき」ではありません。
ヒント➁ 「〇〇むき」の2文字です。
ヒント③ 「努力」や「好意を向けた視線」などに伴って使われる言葉です。
「直向き」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひたむき」です!
「直向きな努力が実を結んだ」、「直向きな視線を向ける」など、真摯で誠実な気持ちがこもった言葉である「直向き」。
「直」を「ひた」と読むのは珍しいですが、他には「直走る(ひたはしる)」などという言葉もこの漢字が使われます。
難読漢字に対していつも「直向き」な姿勢のあなたは、いつしか漢字マスターになっていることでしょう!
3つ目の漢字は「目敏い」
2文字目の「敏」という字は、「はやい」や「かしこい」といった意味を持つ漢字です。
「俊敏」や「敏感」という言葉にも使われているので、イメージがつきやすいと思います。
そんな「すばやい」意味の漢字に「目」が加わった「目敏い」は、まさに「目がキョロキョロ動く」様子と予想できますね!
さあ、このキョロキョロした様子はどんな言葉なのでしょうか!?
「目敏い」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 最初の文字は「め」と読みます。
ヒント➁ 「めうるさい」ではありません。
ヒント③ 「め〇〇い」の3文字です。
「目敏い」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めざとい」です!
「目敏い」とは、本来、「感覚が鋭い」や「ある分野に対して造詣が深い」ということを根底に、「見つけるのが早い」や「本質を見抜く」様子を表す言葉です。
ですが、普段使うシチュエーションは、「目敏くおやつを見つける」や「へそくりを目敏く見つける」などのように、探偵のごとく「盗み見」したり探したりするようなときに使われますね。
一見、悪口や悪い意味で使われることが多い言葉のように思えますが、「目敏い」は「目聡い」とも書くように、「よく気がつき、気が回る」という良い意味でも使われます。
4つ目の漢字は「鬼灯」
この漢字が使われているタイトルのアニメがあるとおり、「鬼灯」の読み方は一躍有名になりましたよね!
アニメを見ない人にとっては、そのまま「おにび」と読んでしまいそうな難しい漢字ですが、読んで字の如く、その姿形はまさに「鬼火」そのものです。
ということで、少しヒントになってしまいましたが、この「鬼灯」、あなたは読めますか?
「鬼灯」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 見た目はイチゴや柿やのような形をしていて、中に実があります。
ヒント➁ 浅草の浅草寺には「鬼灯市」が開かれます。
ヒント③ 仏壇にお供えされる植物です。
「鬼灯」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほおずき」です!
「鬼灯」は、昔は薬として食されてきた植物の実ですが、現在ではその毒性から口にすることはありません。
見た目はイチゴのような柿のような殻の中に、熟すとオレンジ色の、大きさはサクランボ程度の小さな実が成ります。
この実は、ぶにぶに揉んでいると柔らかくなり、中に入っている果実を取り除くと風船のようになって遊ぶことができるんですが、最近の若者は知らないでしょうねwww
お仏壇にもお供えされるので、お盆などで帰省したときに目にする方も多いと思います。
でも、「鬼火(おにび)」と読める「鬼灯」を仏壇とセットにしてしまうと、少し怖い感じもしてきますね・・・。
5つ目の漢字は「松明」
そのまま音読みにすると「しょうめい」、もちろん正解です!
でも、もっと馴染みのある他の読み方があるんですが、何か分かりますか?
「松の明かり」と書くこの漢字、そもそも「松」って光るのか疑問ですがいったい何のことを示しているんでしょうか。
予想するとしたら、松からは「松ヤニ」が採取できるので、その線が怪しいですね!
さあ、疑念を確証に変えていきましょう!
「松明」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 洞窟の中ではこれがないと始まりません!
ヒント➁ 1文字目の読み方が、2文字目になります。
ヒント③ 現代でいうところの「ランプ」です。
「松明」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たいまつ」です!
「松明」とは、探検ゲームではお馴染み、棒の先に布が巻いてあって火をつければしばらく燃え続けるアレです。
持ち運びができる明かりで、まさに「照明(しょうめい)器具」の「松明(しょうめい)」。
現代ではより効率良く燃える油を使ったものが主流ですが、昔は「松ヤニ」を用いた照明器具が一般的でした。
キャンプなどで本物の松ヤニを使って火を起こしたら、人気者間違いなしです!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!