「給与(きゅうよ)」や「与党(よとう)」など・・・
「与」という漢字は画数も3文字ですし、簡単で身近な漢字だと言えますよね。
送り仮名を付けて「与(あた)える」という使い方も特別難しくはないはず。
ですが、「与る」と書いて何と読むかは、知らない人の方が多いのではないでしょうか・・・?
「よる」?「あたる」?
残念ながらどれも違うんです。
それではさっそく見ていきましょう!
「与る」の読み方のヒントとは・・・?
- 読み方は、ひらがなで「〇〇〇る」の3文字です。
- 大ヒント!異字同訓(違う漢字で同じ訓をもつもの)は、「預かる」です。
②は大・大・大ヒントですよ!
「与る」の読み方の答えは・・・
そうです、答えは「あずかる」です!
「あずかる」と聞くと、異字同訓の漢字「預かる」の方が、頭に浮かびますよね。
でも、正真正銘「与る」と書いても「あずかる」と読むんです。
「預かる」と「与る」、どちらも「あずかる」と読みますが、使われるシーンが違うという訳なんです。
「預かる」と「与る」の使い分け方とは・・・
「預かる」と「与る」は意味が違うので、使い方も違います。
- 「預かる」は、「引き受けて保管する、管理する」という意味。⇒(例)荷物を預かる。
- 「与る」は、「関係する・受ける」という意味。⇒(例)お招きに与る。国政に与る。
同じ「あずかる」でも感じが違えば意味や使われ方も違うんですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。