「矮鶏」は「鶏」の字が入っていることから、鳥類であることは確かなようです。
でも、1文字目の「矮」は漢字検定1級の難読漢字で、これが読めないとさっぱり分かりませんね。
この「矮」という字は、音読みは「わい、あい」、訓読みは「ひくい、みじかい」と読みます。
1文字だけで「背が低い」という意味がありますので、「背の低い鶏」に正解の糸口がありそうですね!
「矮鶏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはニワトリ?
ヒント➁ 小学校の飼育小屋にいるイメージです。
ヒント③ 「〇〇ボ」の3文字です。
「矮鶏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「チャボ」です!
小学校の飼育小屋で飼う動物の定番である「チャボ」。
私が小学生の頃には、「チャボ」と「ニワトリ」はどう違うのか?と疑問に思っていましたが、「チャボ」は「ニワトリの品種名」を表す名前なので、ずばりニワトリです。
また、一般的には足が短く、背丈も小さいことから「矮」の字が使われるようになったとか。
そんな「矮鶏」は、昔から鑑賞用として育てられてきた歴史があり、天然記念物にも指定されている動物です。
名前の由来は、室町時代前後の朱印船貿易や南蛮貿易で「チャンパ王国」との交流の中で輸入された鶏だったことから、「チャンパ→チャボ」となったそうです。
でも、まさか小学校の飼育小屋にいた「ニワトリのような鳥」が天然記念物だったなんて当時は思わずに、よく追いかけ回してました・・・。