今日の難読漢字は
「剽軽」
「鸛」
「白耳義」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「剽軽」!
「剽軽」という漢字、普段はあまり見かけませんね。
この言葉は一般的には平仮名で表記されることが多いので、漢字を知っている方はかなりの漢字マニアとお見受けします。
この読み方や意味についてはヒントを見てもらえば想像できると思いますが、年配の方にはお馴染みの、あのバラエティ番組の番組名にも入っている漢字です!
あまりいいニュースがない今日この頃ですが、みんなで「剽軽」になって盛り上げていきましょう!
「剽軽」の読み方のヒントはコレ!
「剽」の字は「ひょう」と読みます。
バラエティ番組の名前は「オレたち〇〇〇〇〇ぞく」です。
「剽軽」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひょうきん」です!
「ひょうきん」って、漢字ではこう書くんですね。
ヒントのところでも触れていますが、「剽軽」とは「おどけている、ばかばかしくて笑い出したくなるようなさま、言動が軽いこと」などの意味があります。
一見すると、なんだか中身のない、軽い人に使われる感じがしますが、どちらかというとまわりを明るくするような、良い意味での「軽さ」を表した言葉でもあります。
1980年代の大ヒットバラエティ番組のタイトルにも使われている「剽軽」、あのときの出演者たちがそうであるように、いつの時代もまわりを明るくしてくれる人って素敵ですね!
次の難読漢字は「鸛」!
シンプルに「鸛」。
難読漢字でもお馴染みの鳥シリーズですが、鳥や魚の漢字といえばどれも一文字が多く、読み方が難しい!
さらに、魚はなんとなく意味があるものが漢字に含まれていることが多いですが、鳥はこの限りではありません。
ヒントを見ながら、この難しい漢字に挑戦してみてください!
「鸛」の読み方のヒントはコレ!
これは、「〇〇〇トリ」と読み、赤ちゃんを運んできてくれる鳥、というイメージが強いです。
「鸛」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「コウノトリ」です!
「コウノトリ」は、主に中国の北東部やロシアの南東部流域で繁殖している大型の渡り鳥で、冬になるとお隣の韓国や私たちの日本にもたまーに飛来してくる鳥です。
大きさは1m前後の個体が多く、パッと見はツルやシラサギなどのような外観をしています。
かつては、日本でも生息していたようですが、現在では、自然環境下で日本での生息は確認されておらず、アジア圏を中心に3000羽程度しかいない、まさに絶滅危惧種の一つでもあります。
「赤ちゃんを運んでくる幸運の鳥」、そんな幸運な鳥はいまや不運な環境にさらされています。
みんなで協力して、これから先も「鸛」が生きていける環境を維持していきましょう!
最後の難読漢字は「白耳義」!
タイトルにもありますが、この「白耳義」は「白い耳の義」と書くことから、ウサギを連想してしまいますね。
でも、これはウサギの仲間ではありませんし、もっと言うなら動物でもありません。
音読みにしても「はくじぎ」ですし、何が何やらさっぱり分かりません・・・。
ヒントを見ながら正解に近づいていきましょう!
「白耳義」の読み方のヒントはコレ!
これは国の名前で「〇〇〇ー」です。
この国のチョコやワッフルが有名です。
「白耳義」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ベルギー」です!
私たちが普段「ベルギー」と呼ぶ国の正式名称は、「ベルギー王国」で、西ヨーロッパ、オランダやルクセンブルクがあるあたりに位置しています。
当て字としてこの漢字が使われていますが、古いものだと福沢諭吉の著書の中にこの一文を見ることができます。
ちなみに、略語は「白」。ベルギーの国旗は「黒、黄、赤」なので、もはや何を表しているのかさえ、分かりませんね・・・。
私たち日本とのつながりといえば、日本円を発行している「日本銀行」のモデルとなったのが、このベルギーにある「ベルギー国立銀行」なんです!
美味しいワッフルやチョコで有名なだけでなく、私たちのお金にも関係していた国なんですね!