「舌鼓」は何と読むかご存知でしょうか?
「したづつみ」と読むのを時々耳にしますが、そちらは慣用読みです。
では、本来の読み方は?
「舌鼓」の読み方のヒントはこちら
- 「贅を尽くした料理に舌鼓を打つ」のように使います
- 「鼓」は和楽器の一種
- 似た言葉に「腹鼓」があります
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「舌鼓」の読み方!正解は!?
正解は「したつづみ」です!
能や歌舞伎などに使われる日本の打楽器に「鼓(つづみ)」があります。
料理が美味しくて思わず舌を鳴らす様子を鼓の音にたとえて「舌鼓(したつづみ)」と表現した言葉ですね。
ですので「したづつみ」と読むのは、本来の読み方ではありません。
似たような言葉に「腹鼓(はらつづみ)」があります。
満腹になってお腹をポンポンと叩く様子を「腹鼓(はらつづみ)」と表現したものです。
「はらつづみ」も「はらづつみ」と読む人が多いようですね。
ちなみに、現在では「つづみ」を「づつみ」に間違える人が余りにも多いため、「したづつみ」や「はらづつみ」も慣用読みとして認められています。
ただし、本来の読み方は「舌鼓(つづみ)」なので、ぜひ正しい読み方で覚えておいてくださいね!
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