漢字読み講座

「雑じる」の読み方は?「ざつじる」「ぞうじる」はどちらも間違いです

「雑じる」の読み方をご存じでしょうか?

「雑」は「ざつ」と読みますが「ざつじる」と読むのは間違いです。

「雑煮(ぞうに)」という言葉もありますが「ぞうじる」も間違いですよ。

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「雑じる」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇じる」の3文字です。
  2. ある種の物の中に違った種の物が入り込むことを言います。
  3. 工場での生産過程で異物が雑じる。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「雑じる」の読み方!正解は!

正解は「まじる」です!

意味は、ヒントでも示したように、異物が入り込むことを「まじる」と言います。

しかし「まじる」という言葉を漢字に直すと「雑じる」の他にも「混じる」や「交じる」があり、どれを使えばよいのかわかりにくいですね。

下はそれぞれの意味の違いを簡単に示したものです。

  • 混じる:混ざりあって区別がつかなくなる(例 赤と黄の絵具を混ぜるとオレンジ色になった)
  • 交じる:異種の物が入っているが区別がつく(例 大人に交じって子供も遊んでいる)
  • 雑じる:異種の物が入ることで純粋でなくなる(例 異なる犬種が雑じって雑種になった)

ただし「雑じる」は常用外であるため、一般的には「混じる」と表記することが多いようです。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!