「聊か」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(おごそか)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「聊か」読み方のヒントは?
これは「ほんの少し」とか「わずか」という意味の形容動詞です。
少し古臭い言葉なので、日常生活で耳にすることは少ないと思われますが、
少し固めの本や年配の方は使わないこともない、といった感じですね。
「聊か」読み方のもうひとつのヒントは?
これには「些か」という同じ意味で同じ読みの漢字もあります。
また、これと同じ読みの名字もあり、日曜夜のアニメでその名前を聞くこともありますね。
さて、何か思い当たる言葉はありますか?
「聊か」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いささか」
です!
いささかと聞いて一番に思い当たるのは、やはりサザエさんに登場する伊佐坂先生ではないでしょうか?サザエさんのお隣に住んでいる小説家で、フルネームを「伊佐坂難物(いささかなんぶつ)」と言います。いささかの意味から考えると「少し面倒くさい人」という意味の名前になり、とても小説家らしさを感じますね。
「少し」とか「ちょっと」という言葉自体に少し軽い感じがするなと思ったときに、今回ご紹介した「いささか」を使うことで、重厚な印象を与えることができるので、ぜひ活用してみてください。