今回のお題は「白耳義」「鯵」「鄭重」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「白耳義」
タイトルにもありますが、この「白耳義」は「白い耳の義」と書くことから、ウサギを連想してしまいますね。
でも、これはウサギの仲間ではありませんし、もっと言うなら動物でもありません。
音読みにしても「はくじぎ」ですし、何が何やらさっぱり分かりません・・・。
ヒントを見ながら正解に近づいていきましょう!
「白耳義」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは国の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇ー」の4文字です。
ヒント③ この国のチョコやワッフルが有名です。
「白耳義」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ベルギー」です!
私たちが普段「ベルギー」と呼ぶ国の正式名称は、「ベルギー王国」で、西ヨーロッパ、オランダやルクセンブルクがあるあたりに位置しています。
当て字としてこの漢字が使われていますが、古いものだと福沢諭吉の著書の中にこの一文を見ることができます。
ちなみに、略語は「白」。ベルギーの国旗は「黒、黄、赤」なので、もはや何を表しているのかさえ、分かりませんね・・・。
私たち日本とのつながりといえば、日本円を発行している「日本銀行」のモデルとなったのが、このベルギーにある「ベルギー国立銀行」なんです!
美味しいワッフルやチョコで有名なだけでなく、私たちのお金にも関係していた国なんですね!
2問目はこの漢字!「鯵」
この問題は超サービス問題です!
「魚へん」がつく漢字はたくさんありますが、その中でも「お寿司屋さん」のメニューにある魚は数種類しかありませんよね?
今回はそんなお寿司屋さんのメニューにもある「鯵」。しかも、この漢字はスーパーや魚屋さんでも表記されていることもあり、日常的に見慣れている漢字でもあります。
ここはスマートにヒントを見ずに正解してみましょう!
「鯵」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント② 「味」が美味しい魚として定番です。
ヒント③ 旅館の朝食には、この魚の干物が定番です。
「鯵」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あじ」です!
味が良いから「アジ」www
日本では、朝食に出される一品として昔から確固たる地位を築いているキングオブ食用魚の「鯵」。
開いてから干せば保存もきくし、味も凝縮される干物。釣ったその場で捌けば新鮮なお刺身としてその「アジ」の本領が発揮される「鯵」です。
でも、近年は海洋プラスチックゴミが問題になったり温暖化現象などにより水産資源の現象が目だっており、近い将来、魚が食用にならない時代がくるという予想もあります。
SDGsを全人類が意識して、環境保全に努めたいところですね!
最後はこの漢字!「鄭重」
難読漢字クイズに挑戦です!
今回の問題は「鄭重」。
1文字目が見慣れない漢字ですね。
よく見かける2文字目も、実は曲者(くせもの)です。「じゅう」とは読みません。
「鄭重」の読み方のヒントは?
1.「鄭重」の読みは、ひらがな4文字です!
2.「これはこれは、御鄭重にありがとうございます」
3.「いつもお世話になっているので、くれぐれも鄭重にもてなすように!」
正解は…
正解は「ていちょう」でした!
「ていちょう」は、心を込めて礼儀正しく手厚く扱うことです。または、注意深く何度も繰り返す入念な様子も表します。
一般的には「丁重」と書きますね。「鄭重」と書く場合は、「ていじゅう」と読んでも正解です。
「ていちょう」と「ていねい」の違い
「鄭重(ていちょう)」と似た言葉に「丁寧(ていねい)」があります。
ほぼ同義語ですが、両者の意味合いは微妙にニュアンスが違うようです。
鄭重の例:「(相手の気持ちや都合を十分に考慮して)鄭重にお断りする」
丁寧の例:「(失礼のない言葉遣いで十分な説明を心がけて)丁寧にお断りする」
つまり、「鄭重」は相手を意識した言い回しで、「丁寧」は自分を意識した言い回しになるんですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!