今日の難解漢字は、
「莫差特」
「早暁」
「儚げ」
「小癪」
「屡々」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「莫差特」です!
「莫差特」の3文字で構成されるこの漢字、まったく分かりませんね・・・。
音読みからくる当て字にしても、「まくさとく」?のような感じになりますし、一つ一つの漢字の意味もバラバラなのでこれも違うようです。
最大のヒントとしては、「音楽に関係する何か」でしょうか。
さあ、この難問、あなたは分かりますか?
「莫差特」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① ずばり人物名です。
ヒント➁ 「モー〇〇〇〇」の6文字です。
ヒント③ 音楽の教科書には必ず載っているあの人です。
「莫差特」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「モーツァルト」です!
昔の偉大なる音楽人って、名前が長いために省略されていて、インパクトのある名前だけが前面に出ていますが、彼もそんな一人です。
フルネームは、「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」で、洗礼後の名前に至っては「ヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルト」。
もう、この名称で音楽の教科書に出てきたら一生覚える自信がありません・・・。
そんな「莫差特」は、音楽のジャンルである「古典派」を得意とする作曲家・演奏家になります。
地元ウィーンでは、ピアノの演奏家としての人気もあったようですが、意外にも浪費家だったらしく、万年お金に困っていて借金もあったんだとか。
「莫差特」、功績とのギャップがすごすぎます!
2つ目の漢字は「早暁」です!
1文字目は小学生でも分かる簡単な漢字ですが、問題は2文字目ですね・・・。
単体の「暁」だけだと「あかつき」と読み、「夜明け」とか「太陽が登る前の幻想的な空」を表す漢字になります。
ということは、「暁」よりも「早い」時間帯を意味しているはずだから・・・
それって、ただの「夜中」ですよね・・・。
さあ、夜明けよりも「早い」時間帯はいったい何と読む??
「早暁」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇〇」の5文字です。
ヒント➁ 同じ意味で「払暁」という言葉もあります。
ヒント③ 「会社を設立する」を言い換えると??
「早暁」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そうぎょう」です!
「早暁」とは、さきほど述べたとおり「夜明けよりも早い時間帯」を表す言葉であり、「夜中」というよりも「夜明けのほんのちょっと前」が正しいニュアンスになります。
日の出なんて、お正月の初日の出くらいしか見たことがない人も多いと思いますが、お正月でなくてもあの光景は感動しますよね!
真っ暗な夜の闇に、水平線の彼方がほんのりオレンジ色になりはじめる景色はまさに幻想的です。
今日も明日も、そしてこれからも、輝かしい朝が必ず来ます。
何かに悩んでいる人やつまずいている人は朝日を「早暁」の時間帯に見に出掛けてみませんか?
きっと心が晴々しますよ!
3つ目の漢字は「儚い」です!
人偏(にんべん)に、「夢」と書いて「儚い」はなんと読むか分かりますか?
人の夢というイメージで合っています!
ハッキリ言って、儚げな女性はモテますね!
守ってやりたくなるのでしょうか?
華奢(きゃしゃ)で、弱弱しくて今にも消えてしまいそうだからこそ、
同じ女性からも傷つけてはいけない、大切に扱わなければいけない人と思われています。
ケサランパサランなどは、とても儚げですね!
さて、「儚い」と書いてなんと読むでしょうか?
「儚い」読み方のヒントは?
ハッキリ言って、儚げな人は「デリケートな人」という印象です。
線の細そうな、透明感がありながらも弱そうで、壊れそう。
壊れる……という事は、今にも死んでしまいそう、短命というイメージでもありますね。
だからこそ儚いのかもしれません。
春に咲く、桜もまたあっという間に散ってしまう「儚い」ものです。
「儚い」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇い」です!
儚いからこそ、美しく見えるのかもしれません。
「儚い」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はかない」
です!
もともと人の夢は「儚い」のかもしれません!
ぜひ、覚えておきましょう。
4つ目の漢字は「小癪」です!
「小癪」の読み方をご存じでしょうか?
「癪」は「積(せき)」という字に似ていますが「こせき」と読んでしまっては、恥ずかしいかも知れません。
「やまいだれ(疒)」が使われているので、愉快な言葉ではなさそうですね。
さて、あなたには読むことができますか?
「小癪」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 意味は「言動が憎らしい」「どことなく腹立たしい」など。
- 「小癪な言い草をするやつだな」「小癪なまねをしやがって」のように使います。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「小癪」の読み方!正解は!?
正解は「こしゃく」です!
普段の生活ではあまり使わない言葉ですが、少し昔の時代劇などで「こしゃくなやつめ」などと使われることがありますね。
「癪」という漢字は、中国ではなく日本で作られた漢字であるため、国字と呼ばれます。
多くの国字には音読みがなく「癪」も「しゃく」という読み方しか存在しません。
「癪(しゃく)」には「腹立たしい」という意味の他に、胸やおなかが急に差し込むように痛くなることも「癪(しゃく)」と呼ばれます。
5つ目の漢字は「屡々」です!
「屡々」の読み方をご存じでしょうか?
「ろうろう」と読むのはもちろん間違いです。
読み方を聞けば誰でも知っている言葉なのですが、知らないと想像も付かないかも…
さて、あなたには読むことができますか?
「屡々」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 頻度を表す言葉ですよ。
- 私は屡々その店に通います。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「屡々」の読み方!正解は!?
正解は「しばしば」です!
何度も同じことが繰り返し起こる様子を、表す言葉ですね。
「彼は屡々この料理を作っています」「先生は屡々私たちを叱りました」
のように使うことができます。
同義語としては、度々(たびたび)、しょっちゅう、頻繁、しげしげなど、同程度の頻度を表す言葉はとても多いといえるでしょう。
それぞれ頻度のイメージは異なるので、文脈などから考えてふさわしい言葉をチョイスするようにしましょう。
とはいえ、このチョイスはなかなか難しいですね。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!