今日の難読漢字は、
「緑寿」
「翻す」
「拘る」
の3文字です。
あなたは何問正解できますか?
さっそくスタートです!
目次
最初の難読漢字は、「緑寿」!
「緑(みどり)」に「寿(ことぶき)」と書いて「緑寿」。
だけど、「みどりことぶき」とは読みません!
だったら音読みで「りょくじゅ」?
・・・残念ながら、それも間違いなんです。
そもそも「緑寿」自体、聞きなれない言葉だという人も多いのではないでしょうか?
何と読むのか?
どういう意味なのか?
見て来ましょう!
「緑寿」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「りょくじゅ」とは読みませんが、「寿」の読み方は「じゅ」で正解です。
つまり、「緑」の読み方がポイントなんです。
「みどり」でも「りょく」でもない読み方があるんです!
読み方はひらがなで「〇〇じゅ」ですよ。
「緑寿」の読み方の答えは・・・
正解は、「ろくじゅ」でした!
「緑」には、「みどり」「りょく」の他に「ろく」という読み方もあるんです。
ところで「緑寿(ろくじゅ)」って、どういう意味の言葉なんでしょうか?
「緑寿」とは、数え年66歳をお祝いする行事のことです。
長寿のお祝いというと、数え年61歳の「還暦(かんれき)」が有名ですよね。
70歳が「古希(こき)」、77歳が「喜寿(きじゅ)」、88歳が「米寿(べいじゅ)」など、長生きをお祝いする行事があります。
その中でも「緑寿」は2002年に日本百貨店協会によって制定された、新しい節目の行事なんですよ。
お次の難読漢字は、「翻す」!
「翻す」・・・何と読むのか?即答できる人は少ないのではないでしょうか。
漢字をよく見てみると、「番」と「羽」が組み合わされていますね。
だから「ばんす」?「はんす」?と思いますよね。
でも、残念ながら不正解なんです。
「翻す」の「翻」は、「翻訳(ほんやく)する」という言葉でよく使われる漢字です。
ただし「ほんす」と読むのも間違いなんです・・・
「翻す」の読み方のヒントは・・・?
読み方はズバリ、ひらがなで「〇〇〇〇す」の5文字です!
そして、「翻す」は、旗などがひらひらと風になびく様子を表す言葉なんです。
さらに、意見をコロッと変える時にも使われます。
さあ、もう分かりましたか?
「翻す」の読み方の答えは・・・
正解は、「ひるがえす」でした!
「翻す(ひるがえす)」には、次のような意味があります。
- 旗などを風になびかせる。
- 急に態度を変える。
- さっと裏返す。
「軽やかに身を翻す」「風にスカートを翻す」といった颯爽としたイメージを表現するのに使われる言葉である一方、「約束を翻す」など意見や態度をガラッと変える意味でも使われるなんて面白いですね。
最後の難読漢字は、「拘る」!
「拘束(こうそく)する」だとか「拘置所(こうちしょ)」だとか、「拘(こう)」という漢字は見かけることもあって読める人も多いはず。
ただ、「拘る」は何と読むのでしょうか?
もちろん「こうる」は不正解です・・・
日常的によく使う言葉なので、漢字も覚えておきましょう。
「拘る」の読み方のヒントは・・・?
「拘る」は、日常的によく使われる言葉なんです。
そこで、例文が今回のヒント!
「あの人って、細かいことに拘るよね。」
「母親の料理がおいしいのは、出汁に拘るからだ。」
「彼がおしゃれ好きなのはいいんだけど、私の服装にまで拘るのは嫌なんだよね。」
・・・といった具合です。
いかがでしょうか?分かりましたか?
「拘る」の読み方の答えは・・・
正解は、「こだわる」でした!
「拘る(こだわる)」には、次のような意味があります。
- ちょっとしたことを必要以上に気にする。
- 妥協せず、とことん追求する。
- ひっかかったりつかえたりする。
- けちをつける。難癖をつける。
細かいことに拘る人は面倒な印象がありますが、とことん1つの事に拘る人はステキですよね。
あなたは何に拘っていますか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました!