「帷子」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(すいし)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「帷子」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「○○○○」となります。
普段あまり聞き慣れない言葉ですが、着物に詳しい方なら
すぐにピンとくるかもしれませんね。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「帷子」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「か」です。
布や衣装に関する言葉で、非常に歴史のあるものです。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「帷子」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かたびら」
です!
袷 (あわせ) の片枚(かたひら)からできた言葉で、裏地をつけない衣服の総称です。
一般的にはひとえものと呼ばれるものが多いですね。
また古くは生絹や麻で仕立てた夏用の着物だったり、死に装束的な白い着物を指すこともあるようです。
ここまでは衣服ですが、几帳(きちょう)や帳(とばり)といった今でいうカーテンに使う、垂らすための
布を指すこともあるようで、一言でかたびらと言ってもこれ!と決まるものではないようです。
ゲームがお好きな方なら真っ先に思い浮かぶのは「くさりかたびら」ではないでしょうか。
これも素材が鎖なだけで、本来の帷子のように肌着として着込む要素があるため、こういった名前が
つけられたようです。