夏の夜、「シャワーだけで済ませる」という人も多いはず。
たしかに汗を流してさっぱりするのは気持ちいいですが、浴び方次第では逆に眠りにくくなることもあるんです。
ここでは、暑い夏でも無理なくできる“寝つきをよくするためのシャワー習慣”を紹介します。
目次
暑い夜こそ「入浴のしかた」で変わる、眠りの質
寝る直前の熱いシャワーはNG?
熱めのシャワー(40度以上)を浴びると、一時的に体温が上がります。
するとその後、体は熱を放出しようとしてクールダウンを始めるのですが…
寝る直前に熱いシャワーを浴びると、体温が下がりきる前に布団に入ることに。
この状態では、体がまだ“目覚めモード”に近く、なかなかリラックスできません。
おすすめは「ぬるめ・少し早め」のシャワー
理想は37〜39度くらいの、ぬるめのシャワー。
タイミングは、寝る30分〜1時間前がベストとされています。
このくらいの温度なら身体への刺激が少なく、じんわりと体をほぐしてくれます。
クールダウンの時間も確保できるので、ベッドに入る頃には自然と眠気が訪れます。
シャワーでも「足湯的」な工夫を
シャワーだけではどうしても温まりにくい…という人は、ふくらはぎや足先に、少し長めにお湯を当ててみるのがおすすめ。
足元の血行がよくなると全身の循環も整いやすく、“なんとなく体がほぐれた感じ”を得られやすくなります。
香りや照明でリラックス効果アップ
夜のシャワータイムは、香りや照明の使い方でも心地よさが変わります。
- 柑橘やラベンダー系のボディソープを使う
- 洗面所の照明を少し暗めにする
- なるべく静かな音環境を作る
こうした“小さな気配り”の積み重ねが、自然と心と体の緊張をゆるめてくれます。
まとめ:シャワーの工夫ひとつで、夏の睡眠が快適に
寝る前のシャワーは、ただ汗を流すだけでなく「心身をクールダウンさせる時間」として意識してみると、眠りの質が変わってきます。
熱すぎない、時間を少し早めにする、足元を温める——どれもすぐ始められることばかりです。
暑い夏こそ、自分に合ったシャワー習慣を見直して、快眠につなげてみてくださいね。
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