日本人は、「働きすぎ」と言われていますが睡眠不足がせいで作業効率が下がり、健康にも悪影響になります。「普段の寝不足を休日にとれば大丈夫!」と思っている方も多いのではないでしょうか?実際に「寝だめって効果あるのでしょうか?」今回は「寝だめ」について解説していきながら、忙しい人におすすめな睡眠対策をご紹介していきます。是非参考にして良質な睡眠について自分にあった睡眠対策を考えてみてください。
効果的な寝溜め方法とは
平日は忙しくて睡眠がうまく確保できないと悩んでいる方に効率よく出来る「寝だめ方法」をご紹介します。
寝だめは、平日や普段起きている時間よりも2時間遅く起きる程度なら疲労回復や睡眠不足をリセットさせる効果につながります。
休日にダラダラいつまでも寝ていると夜の睡眠の妨げになるので寝坊するなら2時間程度くらいにしましょう。
《例》平日7時起床場合→休日9時起床
寝だめの効果は週1度程度なら効果はありますが、睡眠不足が続いている方には、あまり効果的とは言えません。
普段の生活に仮眠を取り入れよう!
休日に寝溜めをする方法のほかに平日にも仮眠を取り入れていくようにしましょう!仕事の休憩をつかって実践してみましょう。仮眠の種類は大きくわけて4種類あります。
①パワー・ナップ
パワー・ナップとは、20分程度仮眠をとることです。お昼を食べた後は眠くなりますよね。その後の作業効率がアップしたり、睡眠の質を上げる方法としても役立ちます。
②ミニ・ナップ
パワー・ナップ程時間が取れない人はミニ・ナップ10分程度の仮眠をとることです。9分以上の仮眠にするだけでも眠気や疲労回復、作業中の居眠り防止になります。
③マイクロ・ナップ(超短縮版)
マイクロ・ナップとは1分間の超短縮仮眠方法です。人間は、8割が目で見て情報を脳に送ります。1分間目を閉じるだけでも脳を休めることができ、眠気防止にもなります。
④ホリデー・ナップ(休日や時間がある時)
ホリデー・ナップとは、90分で分割で20分に分けて4~5回に仮眠をとる方法です。休日や時間がある時の仮眠方法になります。午後3時前に時間がある時に行うことで普段の疲労回復や作業効率もあがります。
まとめ
毎日忙しくて休みの日に寝だめしている方に「寝だめ」を効果的にする方法について解説してきましたがいかがでしたか?休日に長時間睡眠をとることは、基本的にはあまり効果的な方法とは言えません。1日に長時間睡眠とってしまうと体内時計の乱れてしまい、睡眠に悪影響になる恐れがあります。
「寝だめ」は、休みの日に普段の起床よりも2時間程度遅く起きる程度なら疲労回復や睡眠不足のリセットに効果的です。休日も目覚まし時計を使って寝すぎに注意するように心がけていきましょう。