朝、起きたときに「体が固まっているなぁ」「睡眠時間はちゃんと取っているのに疲れが取れていない・・・」などと感じたことはありませんか?
もしかしたら、睡眠中にあまり寝返りを打てていないのかもしれません。
今回は、そんな「寝返り」が睡眠に与える効果と寝返りの力を高める方法についてお伝えしますね。
目次
寝返りの回数が多いと睡眠の質が上がる!
寝相が悪いのは悪いことではない!?
「寝相が悪い」と聞くと、なんとなくイメージが悪くないですか?
お子さんやパートナーなどの寝相が悪く、もし同じ布団だったりすぐ近くに寝ていると確かに迷惑を被るかもしれません。
しかし、寝相が悪いこと自体は何も悪くなく(布団を蹴飛ばして風邪などを引かなければ)、実は寝返りの力が強く、しっかりとした睡眠を取れている証拠なんですよ。
寝返りを打つメリット
デスクワークなどで長時間座りっぱなしの姿勢などを取ると、体がカチカチに固まったり凝ったりした経験がある人がほとんどだと思います。
そして、このようなことが続くと腰痛であったり肩こりになってしまいますよね。
これは寝ている姿勢についても同じことが言えます。
睡眠時間が6時間として、もし寝返りを1回しかしなかったとしたら3時間も同じ姿勢をとっていることになりますが、これって想像したら結構しんどそうじゃないですか?
つまり、寝ている間に寝返りをたくさん打てばそれだけ同じ姿勢の時間が短くなるので、特に腰痛の人などは寝返りを打つことによって腰痛を解消できる可能性があります!
また、寝返りを打つときは布団の中の冷たい部分に無意識に動くので、寝汗防止や体温調節にも役立つんですよ。
寝返りの力を高める方法とは?
お尻の筋力をつける、ほぐす
寝返りにはお尻の筋力が大事だと言われています。
そのため、お尻の筋トレやお尻のストレッチをすることが寝返りできる体になるための第一歩です。
この後、具体的な筋トレやストレッチのやり方について説明していきます。
お尻の筋トレやストレッチの方法
お尻の筋トレといえば筋トレとして王道のスクワットがあります。
また、ストレッチでは以下のものがおすすめです。
引用元:NHK ガッテン!
スクワットなどの筋トレは朝や日中に、ストレッチは夜や寝る前に行うのがいいとされています。
筋トレで筋力をつけ、ストレッチで筋肉をほぐして血行促進や疲労回復を図り、夜は寝返りも多く打てるようになると良い流れの完成ですね。
まとめ
いかがでしたか?
寝返りと体の疲れに関係があるのは意外だったかもしれませんが、寝ているときの姿勢にも気をつけるようにしたいですね。
睡眠中は意識的に体を動かすことができない分、起きている間に寝返りの力を高める準備をしておきましょう。