漢字読み講座

【竹へんに「爪」?「くまで」ではありませんよ!】「笊」と書いていったい何と読む?

漢字一文字の「笊」。

「爪」という字が入っているので、何か尖ったようなものでしょうか。

それとも、何かの武器?とも想像できますが、正解はどちらもほど遠く、字からは予想できないものになっています。

 

普段は平仮名で表記しますが、そもそもこれって最近の若い方はあまり使わないので分からないかもしれませんね・・・。

でも、これがあると料理がはかどります!

 

「笊」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① うどんやお蕎麦を茹でるときに必ず使います。

ヒント➁ 「〇〇」の2文字のキッチン道具です。

ヒント③ 若い人には金属製の「ボウル」の方が通りがいい名称でしょうか。

 

「笊」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ざる」です!

 

「笊」とは、主に竹を使って編んだ、円形のくぼんだ形に作られた器のことです。

もちろん、編み込んで作ってあるので水を通すため、何かを茹でた後に水を切りたいときとかに重宝します。

 

現在では、竹よりもプラスチックや金属製品のものが多く使われているので、若い人はそちらの方がイメージしやすいと思います。

 

ちなみに、竹で作られた同じような道具に「籠(かご)」がありますが、実は厳密には「笊」との区別はないそうです。

どちらも物を入れておく容器のことを指し、一時的なものを「笊」、ある程度長い期間入れておくものは「籠」と呼ぶとのこと。

また一つ勉強になりました!