漢字読み講座

「浅葱」は何と読むかわかりますか?「あさねぎ」ではありませんよ…

「浅葱」は何と読むかご存知でしょうか?

「あさつき」(ネギに似た野菜)と読むこともできますが、今回はもう一方の読み方を答えてくださいね。

「あさねぎ」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。

では何と読むか、あなたにはわかりますか?

「浅葱」の読み方のヒントはこちら

「浅葱」の読み方は3文字で「あさ〇」です。

「浅葱」は色を表す言葉で、ネギの葉の薄い緑色のことを浅葱と呼びます。

新選組が着ていた羽織の色が、浅葱色として有名になったそうですよ。

ちょっと難しいかも知れませんが、以上のヒントから考えてみてくださいね。

「浅葱」の読み方!正解は!?

正解は「あさぎ」です!

「浅葱(あさぎ)」は「浅葱色(あさぎいろ)」の略語なので、色という文字を後につけなくても、色名として成立してする言葉になります。

江戸時代の日本では、着物の裏地に浅葱色を使うのが定番になりすぎて、おしゃれな人はあえて裏地には使わなかったそうです。

そのため「浅葱裏(あさぎうら)」とは「田舎者の武士」を揶揄(やゆ)する意地悪な言葉だったとか。

しかし現代からすると「浅葱」の裏地は、爽やかでおしゃれな感じがしますよね。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!